macOS Catalinaにアップデート後、発熱+ファンが異常に回る不具合の対処方法（仮）

MacBookPro 13愛用者ですが、先日Catalinaにアップデートしました。アプデ後スリープさせてるはずなのにあっつあつ状態。勝手に再起動するしバッテリー持ちがヤバイことに。

今のところの最善策

追記：一度バックアップ→復元で多分改善したかな？これ以上試したことはないので参考にしてくださいm(_ _)m

　
SMCとNVRAMのリセットで発熱は一旦治りました。再発する可能性もあるので（仮）
どちらのリセット時にも一度再起動をしアプリ等々が完全に終了している状態でシステム終了をすることをお忘れなく。

SMCリセット

SMCリセットはshift + control + option + 電源ボタン を10秒間長押しする。この時リンゴマークが2回表示される。その後、電源ボタンより起動。

NVRAMリセット

NVRAMリセットは電源ボタンを押してすぐに、option + command + P + R を20秒間長押しする。この時リンゴマークが2回表示される。その後、電源ボタンより起動。

一応公式置いておきます。
Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする

教訓：OSアプデはバックアップを取ってから

リリースしたてなんだから不具合あって当たり前じゃないか。でもポチポチッとしちゃったのが悪いんだよ。。。じゃあダウングレードすりゃいいやん！そう考えました。でもできないんです。なぜか？バックアップ取ってないんすよね。
MacではありがたいことにTimeMachineというバックアップ手法があります。これさえやっていれば簡単にダウングレードできましたハイ。
なので定期的にバックアップは取りましょう。

以下、試したことを殴り書きしてます。暇があればどうぞ。

原因は'Photoanalysisd'？

アクティビティモニターを見るとPhotoanalysisdというプロセスのCPU時間がものすごいことに。
このプロセスは写真アプリの分析？とか写真アプリ関係のプロセスらしいです。じゃあこいつを止めればいいやん！

改善案その1（プロセス停止）

まずプロセスの停止を試みました。

launchctl disable gui/$UID/com.apple.photoanalysisd
launchctl kill -TERM gui/$UID/com.apple.photoanalysisd

これで無効化して停止してくれます。一時的に。
これやっても戻ってきちゃうんですよねこのプロセス。なので没。

改善案その2（iCloud）

どうやらiCloudの写真同期で問題が発生しているらしい（読んだ記事では）
写真同期自体ほぼ使ってないので無効にしました。手順としては

1. システム環境設定 → Apple ID → 写真の項目のチェック外す
2. Finderからピクチャの中身を一時移動
3. 再度、手順1で写真のチェックを入れる

手順3は行いませんでした(使わないので)
これで一晩置いてみましたが改善せず。没。

改善案その3(SIPの無効化)

SIPを無効化するといい？みたいな記事があったので試しました。
まずSIPとはなんぞや。

SIPとは

システム整合性保護（System Integrity Protection）の略。
公式に概要載ってたのでそのまま貼ります。↓↓↓
Mac のシステム整合性保護について
手順は、

1. リカバリーモード（command+R+電源ボタン）で起動
2. ログイン後、左上のユーティリティからターミナルを起動
3. csrutil disableとコマンドを打って再起動
   これで無効化できます。
   ・・・これ無効化していいんか？
   無効化してみたけど変わらずホカホカのカイロなので没。

改善案その4（photoanalysisdを消す）

消すって表現はどうなのかなと思いましたが他に思いつかないので許してクレメンス。
photoanalysisd - GO AWAY
この記事に書いてある通りのことをやってみます。

1. SIPを無効化
2. /System/Library/PrivateFrameworks/PhotoAnalysis.framework/Versions/A/Supportの中にあるphotoanalysisdを消す。
3. ゴミ箱に入れたなら完全消去してね
4. SIPを再度有効化

手順1のSIPを無効化しないと手順2が行えない様ですが、無効化しても読み取り専用だよと怒られてしまい消せませんでした。なので没。

Photoanalysisdは消えた。でもkernel_taskが代わりに居座っている。

なんやかんやしてたら問題視していたphotoanalysisdが居なくなっていました（やったね
でも熱々ホカホカのマック(Mac)です。
代わりに出てきたのがkernel_taskさん、Mac本体が熱くなるとファンとか動かして冷ましてくれているありがたい存在です。つまりこいつがバリバリ動いている何かしらの要因があるはずです。それがわからん。他には特にこれといったものは見つからず。。。

最終時に、常套手段のSMCとNVRAMのリセットで今のところ改善はされました。最初からこれやってればよかったのにね。

参考

システム整合性保護（System Integrity Protection: SIP）の無効化
photoanalysisd - GO AWAY
Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする