安倍総理が今年一番多く発言した単語を調べてみたの続きみたいな感じ。
これ各年毎にグラフに出したらその年の傾向がなんとなく分かるんじゃないかなと思ったのでやってみました。
集計する範囲を決める
せっかくなので第一次安倍内閣(2006年9月~2007年9月)と第二次安倍内閣以降(2012年12月~現在)の範囲を1年区切りで集計したいと思います。これだと計7個のグラフができそうです。早速貼り付けていきます。
集計する際の品詞の選択
安倍総理が今年一番多く発言した単語を調べてみた でやってみた感じだと、名詞+一般形or名詞+固有名詞の二種類に絞るとよりその年の傾向が見えてきそうでしたので、今回はこの条件で集計してみたいと思います。
2006年9月~2007年9月(第一次安倍内閣)の発言集
2012年12月~2013年12月(第二次安倍内閣)の発言集
#2015年1月~2015年12月(第三次安倍内閣)の発言集
#2017年1月~2017年12月(9月より第四次安倍内閣)の発言集
グラフから何が読み取れるか
どの年を切り取っても「日本」や「政府」と言った単語は必ず入っていますね。面白いのは「責任」という言葉が入ってたり入ってなかったりしていたり、その年だけに入っている単語がちらほら見受けられました。軽くまとめて見ます。
各年毎の特徴的な単語まとめ
集計年 | 特徴的な単語 | その他特徴 |
---|---|---|
2006年~2007年 | 社会・世界・子供たち・年金・先生 | |
2012年~2013年 | 社会保障・デフレ・大臣 | 「経済」の発言が比較的多い |
2014年 | 地方・憲法 | |
2015年 | 要件・自衛隊・集団自衛権・武力攻撃 | 「我が国」が一番多く自衛隊に関する発言が多い |
2016年 | TPP・年金・大臣・社会保障 | 「TPP」が一番多い |
2017年 | 北朝鮮・米国・ | 総単語数が他に比べて少ない |
2018年~現在 | 北朝鮮・米国・TPP・大臣・責任 | 「政府」が一番多い |
上位の単語はどの年を取っても一定数以上は必ず出現していますね。ただその年々で発言数が変わったり変動している点から比較することができそうです。毎回出現している単語を省けば、よりその年を表すような単語が見えてきそうです。
最後に
安倍総理一人を切り取って年別に比較して見ました。議事録を用いてまだまだ遊べそうなので色々試していきたいですね。