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BlenderでPythonを実行する方法

Last updated at Posted at 2022-05-06

概要

Blenderの機能のいくつかは、Pythonを使って実行できます。
ここでは、Pythonコードを実行する4つの方法を紹介します。

  1. BlenderのPythonコンソール
  2. Blenderのテキストエディター
  3. シェルからBlenderのコマンド
  4. アドオン

BlenderのPythonコンソール

Pythonコンソールは、ちょっとしたコードを実行するのに向いています。
Pythonコンソールを表示するには、BlenderのエディタータイプからPythonコンソールを選びます。

a1.png

なお、Pythonコンソールは、Scriptingワークスペースで予め表示されています。ワークスペースに切り替えはヘッダーで可能です。Scriptingは、ワークスペースの一番右にあります。ワークスペースが切れている場合は、スクロールする必要があります。

Pythonコンソールでは、>>>のプロンプトで、Pythonのコードを実行できます。
たとえば、下記のように1 + 2を入力してEnterを押すと3が返ります。

スクリーンショット 2022-05-06 19.21.27.jpg

Blenderのテキストエディター

テキストエディターは、ある程度まとまったコードを実行するのに向いています。また、Blenderファイル(.blend)を保存すると、テキストも一緒に保存されるので、コードを残しておきたいときに便利です。
テキストエディターを表示するには、Blenderのエディタータイプからテキストエディターを選びます。

a2.png

なお、テキストエディターは、Scriptingワークスペースで予め表示されています。ワークスペースに切り替えはヘッダーで可能です。Scriptingは、ワークスペースの一番右にあります。ワークスペースが切れている場合は、スクロールする必要があります。

新規テキスト

ヘッダーの新規を押して、新規テキストを作成できます。

キャレット(テキストの挿入位置を表す縦棒)が表示されるので、テキストを入力できます。
作成したテキストは、テキストメニューからファイルとして保存できます。

既存ファイルのテキスト

ヘッダーの開くを押して、既存ファイルを開けます。

テキストの実行(スクリプト実行)

新規テキストと既存ファイルのテキストは、どちらも、テキストメニューのスクリプト実行で実行できます。
また、ヘッダーのを押してもスクリプトを実行できます。

a.png

シェルからBlenderのコマンド

BlenderのUIを使用せずにPythonコードだけ実行したい場合は、シェル(Windowsではコマンドプロンプト)からBlenderを実行する方法が便利です。Blenderをシェルから実行する場合、Pythonファイルを指定して実行できます。

詳しくは、記事「Blenderのコマンドサンプル」を参照してください。

アドオン

特定の作法に従って、Pythonコードを記述することで、アドオンとして登録して実行することができます。
アドオンは、主にBlenderの機能を拡張したい場合に用います。

詳しくは、ぬっちさんの「はじめてのBlenderアドオン開発」が参考になります。

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