概要
Blender3.1で、アニメーションをWebpで保存するアドオンをPythonで作成したので紹介します。
やり方
アドオンのインストール
-
Blender Add-on: MakeWebpの画面にしたがってインストールしてください。
- アドオンのチェックでは「テスト中」を選んでください。
Pillowのインストール
本アドオンは、Pillowを利用しています。
そのため、下記のように、コマンドラインでBlenderにPillowをインストールする必要があります。コマンドラインからBlenderを操作する方法については、「Blenderのコマンドサンプル」も参考にしてください。
- macOSの場合
/Applications/Blender.app/Contents/Resources/3.1/python/bin/python3.10 -m pip install Pillow
- Windowsの場合
"C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.1\3.1\python\bin\python" -m pip install Pillow
※ Windowsで、インストールできるのにimport
でエラーになる場合は、一旦アンインストールしてから、管理者権限のコマンドプロンプトでインストールし直すとうまくいくかもしれません。
作成
- オブジェクトメニューの
Make Webp
を選んでください。 - 出力フォルダに
webp.webp
という名前で出力されます。
Pythonのコード
下記のように、複数の画像ファイルをimgsに入れておけば、PillowではWebpファイルを簡単に作成できます。
imgs[0].save(
Path(pre_filepath) / "webp.webp",
save_all=True,
append_images=imgs[1:],
)
以上