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1.0、2.0、4.0、5.0の記事の読了を前提として、操作についての記載を省略している場合があります。
###解析内容
- 使用ファイル
- bar-2.stp
- 単位
- mm-ton
- 材料物性値
- Fe (注1)
- 縦弾性係数:E=210000 [MPa]
- ポアソン比:ν=0.293
- 線膨張係数:α=11.7e-6 [1/℃]
- 熱伝導率:λ=83.5 [mW/(mm・℃)]
- 荷重状態
- const(面): 20 ℃ (注2)
- : Dx = Dy = Dz = 0
- heat(面): 500 mW/(mm^2)
- : Dx = Dy = Dz = 0
- 形状全体の初期温度: 20 ℃ (注2)
- constとheat以外の面は断熱条件になります。
- (注1)
この値は元の例題での値です。PrePoMax の Material Library に近い材料は無いため新規作成します。 - (注2)
この記載は元の例題での記載です。この記事では0℃で行います。その理由は5.0の記事に記載しています。
###形状の読込
PrePoMaxの新規起動または新規作業開始をしてください。
unit system:mm,ton,s,℃ に設定してください。
bar-2.stpをインポートしてください。
オブジェクト・ブラウザのGeometryタブのツリーにSolid_part-1が作成され、グラフィック・パネルには部品が表示されます。
###メッシュ作成
デフォルトのメッシュサイズのままで良いです。
Solid_part-1にCreate Meshを実行してメッシュを生成してください。
###材料物性値の設定
新規作成してください。
FE ModelタブのツリーのMaterialsの右クリックメニューのCreateを選択。
メニューバーの場合はProperty→Material→Createです。
Material names = Material-1 (デフォルトのまま)
Elasticity/Elastic
Young's modules = 210000 MPa
Poisson'sratio = 0.293
Thermal/Thermal expansion
Thermal expansion = 11.7e-6 ℃^(-1)
Zero temperature = 20 ℃ (デフォルトのまま)
Thermal/Thermal conductivity
Thermal conductivity = 83.5 mW/(mm・℃)
ツリーのMaterialsの下にMarerial-1が表示されているのを確認して次に進んでください。
セクションの設定をしてください。
FE ModelタブのツリーのSectionsの右クリックメニューのCreateを選択してください。
メニューバーの場合はProperty→Section→Createです。
Type = Solid section
Data
Name = Solid_selection-1 (デフォルトのまま)
Material = material-1 (デフォルトのまま)
Region
Region type = Part name
Part = Solid_part-1
ツリーのSectionsの下にSolid_selection-1が表示されているのを確認して次に進んでください。
###面の命名
面に名前を付けてください。
FE ModelタブのツリーのMeshのSurfaces の右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はModel→Surfce→Create
Properties
Name = const
Surface type = Element
Region type = Selection
Properties
Name = heat
Surface type = Element
Region type = Selection
###解析設定
解析ステップを新規作成してください。
FE ModelタブのツリーのStepsの右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はStep→Step→Createです。
Type = Heat transfer step
Data
Name = Step-1 (デフォルトのまま)
Solver = Default (デフォルトのまま)
Steady state = On (デフォルトのまま)
Incrementation = Default (デフォルトのまま)
境界条件を設定してください。
FE ModelタブのツリーのStep-1/BCsの右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はStep→BC→Createです。
Type = Temperature
Properties
Data
Name = Temperature-1 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = const
Temperature magnitude
Magnitude = 0 ℃
荷重条件を設定してください。
FE ModelタブのツリーのStep-1/Loadsの右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はStep→load→Createです。
Type = Surface flux
Properties
Data
Name = Surface_flux-1 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = heat
Magnitude
Flux per area =500 mW/mm^2
≪ファイル保存≫
いったんファイルを保存してください。名前は任意ですが、ここでは14_00フォルダーの14_00.pmxファイルとしました。
###ソルバー計算
ソルバー計算を実施してください。
###結果の表示
表示例を示します。heat面での温度上昇は約91℃で、元の例題と同じです。
いったんファイルを上書き保存してから、別の名前で保存してください。名前は任意ですが、ここでは14_00フォルダーの14_10.pmxファイルとしました。
###温度構造連成解析
FE ModelタブのツリーのSteps/Step-1を削除してください。
解析ステップを新規作成してください。
Type = Coupled temperature-displacement step
Data
Name = Step-1 (デフォルトのまま)
Solver = Default (デフォルトのまま)
Nlgeom = Off (デフォルトのまま)
Stedy state = On (デフォルトのまま)
Incrementation = Default (デフォルトのまま)
境界条件を設定してください。
FE ModelタブのツリーのStep-1/BCsの右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はStep→BC→Createです。
Type = Temperature
Properties
Data
Name = Temperature-1 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = const
Temperature magnitude
Magnitude = 0 ℃
Type = Fix
Properties
Data
Name = Fix-1 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = const
Type = Fix
Properties
Data
Name = Fix-2 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = heat
荷重条件を設定してください。
FE ModelタブのツリーのStep-1/Loadsの右クリックメニューのCreate。
メニューバーの場合はStep→load→Createです。
Type = Surface flux
Properties
Data
Name = Surface_flux-1 (デフォルトのまま)
region
Region type = Surface name
Surfaces = heat
Magnitude
Flux per area =500 mW/mm^2
≪ファイル保存≫
いったんファイルを上書き保存してください。
###ソルバー計算
ソルバー計算を実施してください。