2019年8月15日に Nextcloud の最新バージョンとして、16.0.4、15.0.11、14.0.14がリリースされました。
半分以上が出荷されたライブラリの更新であり、非常にマイナーなものとなっております。その他、さまざまな小さな問題が修正されております。
- 監査ログにメール共有が含まれるようになりました。
- 隠し SMB 共有 ($で終わるもの) を設定できるようになりました。
- 色のコントラストの修正
- 新しいテキストアプリとの混乱を避けるため、現在のテキストエディタをプレーンテキストエディタに名称変更
変更としては小さいですが、マイナーバージョンアップでは信頼性、セキュリティ、安定性の向上を目指しています。
リリースにあたっては RC版を提供して広範囲なテストを行っておりますので、より信頼できるものが提供されております。
Nextcloud の更新スピードはとても早いので、更新を前提とした運用をしていくことが薦められます。
【重要!】
Nextcloud 14系のマイナーアップデートは、今回のリリースが最後の公開アップデートとなり、2019年9月をもってサポート終了となります。16系もしくは15系へのアップグレードの検討／適用を強くお勧めします。
主な改善点
- HTTP/1.1 のみを利用した Amazon S3 アクセス
- 監査ログへのより完全なログ記録
- 冗長とならないデフォルトログ記録
- その他小さな問題に対するインターフェース強化、バグ修正
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