GitのコミットのCommitter, Author, コミットメッセージを修正する方法についてまとめます。
Committer
Committerとは
リポジトリにコミットした人のことをCommitterといいます。
修正方法
修正したいコミットの中で一番古いコミットを修正することで、それ以後のコミットのCommitterを全て修正します。
※この際、修正を行ったリポジトリにおけるデフォルトのCommitterも変更されます。
- 以下のコマンドを実行するとテキストエディタが開くので、Committerを修正したいコミットの中で一番古いコミットの
pick
をedit
に書き換えて保存します。
※git log
とは逆順に表示されるので注意。
$ git rebase -i HEAD~{いくつ前のコミットまで遡りたいか}
- Committer (ユーザ名) を修正します。
$ git config --local user.name {ユーザ名}
- Committer (メールアドレス) を修正します。
$ git config --local user.email {メールアドレス}
- 以下のコマンドを実行し、Committerを書き換えます。
$ git commit --amend
- 以下のコマンドを実行し、残りの変更を行います。
$ git rebase --continue
Author
Authorとは
コードを記述した人のことをAuthorといいます。
修正方法
1コミットずつ修正します。
- 以下のコマンドを実行するとテキストエディタが開くので、Authorを修正したいコミットの
pick
をedit
に書き換えて保存します。
※git log
とは逆順に表示されるので注意。
$ git rebase -i HEAD~{いくつ前のコミットまで遡りたいか}
- 以下のコマンドを実行し、Authorを書き換えます。
$ git commit --amend --author="{ユーザ名} <{メールアドレス}>"
- 以下のコマンドを実行し、残りの変更を行います。
$ git rebase --continue
コミットメッセージ
修正方法
1コミットずつ修正します。
- 以下のコマンドを実行するとテキストエディタが開くので、Authorを修正したいコミットの
pick
をedit
に書き換えて保存します。
※git log
とは逆順に表示されるので注意。
$ git rebase -i HEAD~{いくつ前のコミットまで遡りたいか}
- 以下のコマンドを実行するとテキストエディタが開くので、コミットメッセージを書き換えます。
$ git commit --amend
- 以下のコマンドを実行し、残りの変更を行います。
$ git rebase --continue