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「なんとなく」から卒業!データベースの仕組みを学生目線でわかりやすく解説!

Last updated at Posted at 2025-08-01

はじめに

こんにちは!私は現在、大学生として学びながらSPIRALのインターンとして開発業務にも携わっています。
みなさんはローコード開発をご存じでしょうか?(↓詳しくはこちらへ!)
今更聞けないローコード開発ツールの基本

今回はそもそもデータベースとはというところから、実際の開発にどう関わってくるのかを、学生目線でわかりやすく紹介していきます!
「データベースってなんとなくで使ってる……」「SQLとか聞くだけで眠くなる……」
そんな人に向けた記事となっています!ぜひ読んでみてください!

※本記事の内容はローコード開発ツールSPIRALを基にしていますが、他のローコード開発ツールでも基本的な概念は同様ですのでご理解ください。

1. そもそもデータベースって何?

みなさん、データベースって聞いて何を思い浮かべますか?
「なんか情報を保存する場所っぽい」そんな印象を持ってる人が多いのではないでしょうか。何を隠そう私も少し前までそういう印象でした。
簡単により正確に言うと、データベースとは大量のデータを整理して、安全に、効率よく扱えるようにするシステムです!

例:学生名簿で考えてみよう
たとえば、大学の学生名簿があるとします。
名前・学籍番号・学部・学年などの情報を持っていて、それをエクセルで管理しても、最初のうちはうまくいくかもしれません。
でも……

  • 人数が増える
  • 書きこむ人によってフォーマットがバラバラになる
  • 情報の更新が手作業でミスが出る
    みたいなことが起きたらもう大混乱!
    だからこそ、正規化された形で、検索や更新がスムーズにできるデータベースが必要になるわけです。

2. データベースの基本構造をざっくり紹介!

  • テーブル
    データベースで一番大きな枠組み。さっきの大学の例でいうと、「学生情報テーブル」「履修科目テーブル」のようなデータの種類ごとの入れ物。
  • レコード
    一人の学生の情報や、一つの履修科目の情報が詰まっている実際の一つ一つのデータ。
  • フィールド
    「名前」「学年」「科目名」などのさらに細かいデータの属性を決めている部分。
  • 主キー
    「主キーってよく聞くけどどういう意味なんだろう……」という人も多いと思います。
    簡単に説明すると、テーブル内の各レコードを識別するための機能です。
    たとえば「学生情報テーブル」では、名前学年はデータが重複する可能性があり得ますが、学籍番号は絶対に1人にしか割り当てられないので、主キーに適しています!
    主キーの役割は:
  • レコードの特定(データの検索や更新時に便利)
  • データの整合性を保存(同じデータの重複登録を防ぐ)
  • 他のテーブルとの関連づけに使用(外部キーとして参照)
    主キーは基本的に重複なし・空白なしとなっていて、データベース設計で非常に重要な概念です!

3. リレーショナルデータベースの考え方

リレーショナルデータベースは、複数のテーブルを関連付けて使えるタイプのデータベースです。
例:学生と履修科目

  • 学生 テーブル:学籍番号 / 氏名 / 学部
  • 履修 テーブル:学籍番号/ 科目名 / 単位数
    この場合共通するデータである学籍番号を使って、誰がどの科目を履修しているかを関連付けできます。これが「リレーション(関連付け)」の考え方です!

▽SPIRALのトライアルはこちら!


4. データベースの操作

少々専門的な知識ですが、名前はよく聞くSQLの説明をします!
「SQL(Structured Query Language)」はデータベースにアクセスする際に使う言語のことです!
例:学生名簿から学年が3の学生だけを表示
select * from 学生 where 学年 = 3;

select:データを取り出す
from:どのテーブルから
where:どこのデータを
SQLはとてもシンプルな言語で、英語っぽい単語を組み合わせるだけで、データベースに操作を指示できるものとなっています!

5. 実際の開発でどう使われている?〜SPIRALのデータベース構造〜

ここまで、データベースの基本的な仕組みや操作方法について紹介してきましたが、「実際の現場ではどう使われているの?」と思った方もいるかもしれません。 そこで、私がインターンしているSPIRAL®というローコード開発ツールを例に、実際の開発現場で使われているデータベースの種類を紹介します。

  • 通常DB
    最も基本的なDBの種類で、登録、変更、削除が行え、お問い合わせフォームを作ったり会員管理をしたりすることができます!
  • 履歴DB
    会員のアドレスやログイン認証情報などを格納するマスタDB(通常DB)に対し、マスタ情報に紐づく履歴データなどを格納するDBのことです。
    例えば、「学生の情報変更履歴」などのデータが、履歴DBを活用すると扱いやすくなります!
  • トランザクションDB
    登録があったときに、別のDBに対して変更を加えられる特殊なDBで、登録、変更、削除が行えます!
    例えば、セミナーの申込みがあったときにセミナー申込みDBにデータを登録させつつ、セミナーマスタDBの残席数を減算することができます。
    一度の登録で、複数のDBに対して登録、変更、削除を行いたいときはトランザクションDBを活用することで効率的なDB運用が可能になります!
  • 仮想DB
    仮想DBで使用できるフィルタ型、連携型、集合型は実際には登録データはなく、担当者が使いやすいように表示方法などを変更できるDBとなっています!
  • STOPDB
    STOP DBはメール配信の際に使用でき、このDBに登録されているメールアドレスには配信を行わないようにできます!

まとめ!

データベースは、ただ情報を保存するだけでなく、整理・検索・更新を効率よく行うための大事な仕組みです!
テーブルや主キーといった基本を押さえれば、扱いやすさがぐっと上がります。リレーショナルデータベースSQLの考え方を知ることで、データ同士のつながりや操作の流れも見えてきます。SPIRAL®のようなツールでは、用途に応じたさまざまなDBが用意されていて、実際の開発にも直結しています。難しそうに見えても、仕組みがわかれば意外と身近に感じられるはずです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


私がインターンしているスパイラル株式会社は、ローコードプラットフォーム、SPIRAL ver.1のトライアルアカウント無償提供しています。このアカウントの記事でも紹介するように、たくさんの機能ございます。

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