はじめに
まず、こちらの記事を見てみてください。
Appleのアプリのトラッキングの透明性でiOS開発者の収益が15%〜20%減
これはかなり重大な問題です。
iOS14.5からAdMobで全画面広告(リワード広告やインタースティシャル広告)を表示する際はトラッキング許可ダイアログ(以下、ATT)の表示が必須になりました。
ユーザーが許可するか拒否するかで広告収益がかなり変わってきます。
なるべく許可してもらいたいですよね
今回はちょっとの手間で1%許可率を上げることができたので方法を紹介しようと思います。
トラッキングの許可のリクエストについて
どのくらい収益が変わるか
アプリによっても異なるのですが、このくらいの差がありました。
eCPMとは?
eCPM(有効インプレッション単価)は、広告表示 1,000 回ごとに得られる収益の見積り額で、「(合計収益額/表示回数)× 1,000」で算出されます。
方法
こちらを使用します。
以前はUIKitのバージョンもこちらにあったのですが、現在はSPPermissionsからPermissionsKitに改名されていてUIの提供がなくなったみたいです。
デザイン
実装
import SwiftUI
import PermissionsSwiftUITracking
struct ContentView: View {
@State private var isShowPermissionRequest: Bool = false
var body: some View {
VStack {
Button {
isShowPermissionRequest = true
} label: {
Text("表示")
}
}
// トラッキングパーミッションリクエスト
.JMAlert(showModal: $isShowPermissionRequest, for: [.tracking])
.changeHeaderTo("アクセス許可が必要です")
.setPermissionComponent(for: .tracking, title: "トラッキング")
.setPermissionComponent(for: .tracking, description: "広告をカスタマイズする機能です。")
.changeBottomDescriptionTo("許可しない場合、一部の機能が使えない可能性があります。")
}
}
結果
使用前 | 使用後 |
---|---|
いいなと思った案
ATTではないですが、ABEMAアプリの通知許可アラートのガイドがとても良いと思いました。
かなり許可率が上がりそうです。
おわり
ATTの許可率を上げれるよう良い案はどんどん取り入れていきたいです。