1.全体構成
elasticプロダクトにはいろんなものがあり、それを組み合わせてソリューションを構成しますが、今回のマシンモニタリングに目的を絞ると以下のプロダクトを使用することになります。
(製品の最新バージョンは7.6.2になってしまっていますが、これに読み替えて作業してもらっても特に問題なく動作すると思います。未検証ですみませんが...)
プロダクト | 説明 |
---|---|
Elasticsearch | データベース兼検索エンジン。スケーリングが容易。 |
Kibana | Elasticsearchの可視化ツール。7.5.0からLensが追加され、さらに使いやすくなった。 |
Metricbeat | マシンのCPU・メモリ使用率やネットワーク利用量などの情報をElasticsearchに送信する軽量なデータシッパー |
Filebeat | マシン上で動作するサービスのログファイルの情報をElasticsearchに送信する軽量なデータシッパー |
これ以降の章では実際に上記のプロダクトのセットアップ方法を解説し、KibanaのダッシュボードでCPU情報などのモニタができればゴールとします。 |
簡単にセットアップすることを目指しているので、Docker(swarmモード)環境にシングルノード構成でのセットアップになります。
実際にかかった時間を計測しましたが、37分と行ったところでした。サーバのセットアップ完了を待ったりしていた時間も含んでいるので、私の非力なノートPC上での作業でなかったらもっと早かったかもしれません。
Elasticsearch+Kibana+Metricbeats(+FIlebeats)でマシンモニタリング①
Elasticsearch+Kibana+Metricbeats(+FIlebeats)でマシンモニタリング②
Elasticsearch+Kibana+Metricbeats(+FIlebeats)でマシンモニタリング③
Elasticsearch+Kibana+Metricbeats(+FIlebeats)でマシンモニタリング④