【トラブルシューティング】DjangoプロジェクトでPostgreSQLのテーブルを誤って削除してマイグレーションできない対処方法

どんな現象？

つい今、カラム名を更新するためにPostgreSQLの対象テーブルを手動で削除した。
理由は、データが2つしか入っていなかったため最初から作り直せば良いや～と思っていたらマイグレーションでに失敗した。

マイグレーションの状態を見ようと下記のコマンド打った。

python manage.py showmigrations <テーブル>

すると、下記の結果が返ってきた。

python manage.py showmigrations <テーブル> 
adminuser
 [X] 0001_initial
 [ ] 0002_rename_name_adminuser_username

つまり、0001_initial マイグレーションがすでに 適用済み だと Django は認識しているけれど、手動でテーブル（adminuser_adminuser）をDropしたため、テーブルは存在しない という不整合状態です。

そのため0002_rename_name_adminuser_usernameを適用しようとしても、「そもそも元のテーブルがない」ので失敗しているのです。

✅ 解決策（安全にやる）

🔧 手順1：マイグレーション履歴から 0001 を削除
マイグレーションを「未適用」に戻してから再実行すれば、テーブルが正しく作られます。

# 管理ツールやpsqlなどでデータベースに接続して
DELETE FROM django_migrations WHERE app = 'adminuser' AND name = '0001_initial';

🔁 手順2：マイグレーションを再実行

python manage.py migrate adminuser

以上です。

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