はじめに
こんにちは、Webエンジニアの岩田史門(@SI_Monxy)です!
今回はPHPの基礎文法について記事を書いてみました!
改善点や修正点があれば、コメントにて優しくご指導いただけると嬉しいです!!
概要
PHPを使い始めることになり、最近基礎文法などを学んだため、アウトプットとしてまとめて見ることにしました。本記事では、PHPの基本的な文法と初めてのプログラムの書き方を解説します。
PHPとは
PHPは、動的なウェブページを作成するためのサーバーサイドスクリプト言語です。初心者にとって学びやすく、強力な機能を持つPHPを使えば、ウェブアプリケーションを簡単に作成できます。
PHPの基本文法
PHPタグ
PHPコードは、 タグで囲まれます。このタグの中にPHPコードを書きます。
<?php
// ここにPHPコードを記述
?>
コメント
コメントはコードの説明やメモを書くために使用します。
<?php
// これは1行コメントです
/*
これは複数行コメントです
*/
?>
変数
変数はデータを格納するために使用します。変数名は $ 記号で始まります。
<?php
$greeting = "Hello, World!";
$number = 42;
?>
データ型
PHPは以下のデータ型をサポートしています。
- 文字列 (String)
- 整数 (Integer)
- 浮動小数点数 (Float)
- 論理値 (Boolean)
- 配列 (Array)
- オブジェクト (Object)
- NULL (Null)
<?php
$string = "PHP";
$integer = 2024;
$float = 3.14;
$boolean = true;
$array = array(1, 2, 3);
$object = new stdClass();
$null = null;
?>
配列
配列は複数の値を格納するために使用します。
<?php
$fruits = array("apple", "banana", "cherry");
echo $fruits[0]; // "apple"を出力
?>
演算子
PHPは様々な演算子をサポートしています。
- 算術演算子: +, -, *, /, %
- 代入演算子: =, +=, -=, *=, /=
- 比較演算子: ==, !=, >, <, >=, <=
- 論理演算子: &&, ||, !
<?php
$a = 10;
$b = 20;
$sum = $a + $b; // 30
$isEqual = ($a == $b); // false
?>
条件分岐
if 文や switch 文を使用して条件分岐を行います。
<?php
$age = 18;
if ($age >= 18) {
echo "成人です";
} else {
echo "未成年です";
}
$day = "月曜日";
switch ($day) {
case "月曜日":
echo "今日は月曜日です";
break;
case "火曜日":
echo "今日は火曜日です";
break;
default:
echo "今日は平日です";
break;
}
?>
ループ
for 文、while 文、foreach 文を使用してループ処理を行います。
<?php
for ($i = 0; $i < 5; $i++) {
echo $i;
}
$count = 0;
while ($count < 5) {
echo $count;
$count++;
}
$numbers = array(1, 2, 3);
foreach ($numbers as $number) {
echo $number;
}
?>
初めてのPHPプログラム
環境設定
PHPを実行するためには、PHPがインストールされたサーバーが必要です。ローカル環境では、以下のツールを使用すると簡単にセットアップできます。
Hello Worldプログラム
まずは、PHPの基本である「Hello, World!」プログラムを書いてみましょう。
<?php
echo "Hello, World!";
?>
上記のコードを hello.php として保存し、ブラウザで実行します。これで、「Hello, World!」と表示されるはずです。
フォームデータの処理
次に、HTMLフォームからデータを受け取り、PHPで処理する例を見てみましょう。
HTMLフォーム
以下のHTMLコードを form.html として保存します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>フォーム例</title>
</head>
<body>
<form action="process.php" method="post">
<label for="name">名前:</label>
<input type="text" id="name" name="name">
<input type="submit" value="送信">
</form>
</body>
</html>
PHPでデータを処理
以下のPHPコードを process.php として保存します。
<?php
if ($_SERVER["REQUEST_METHOD"] == "POST") {
$name = htmlspecialchars($_POST['name']);
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
}
?>
フォームに名前を入力して送信すると、「こんにちは、[入力した名前]さん!」と表示されます。
まとめ
PHPの基本文法と初めてのプログラムの書き方を解説しました。PHPは動的なウェブサイトやアプリケーションを構築するための強力なツールです。この記事で紹介した基本的な文法や構文を理解し、さらに高度な機能を学ぶことで、より複雑なプログラムを作成できるようになります。次のステップとして、PHPのフレームワークであるLaravelなどを学び、実際のプロジェクトに取り組んでみましょう!