はじめに
こんにちは、Webエンジニアの岩田史門(@SI_Monxy)です!
今回はLaravelでのHelloWorldついて記事を書いてみました!
改善点や修正点があれば、コメントにて優しくご指導いただけると嬉しいです!!
概要
Laravelは、PHPで書かれたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークで、開発効率を高めるための豊富な機能を備えています。本記事では、Laravelのインストール方法と、シンプルなWebアプリケーションを作成する手順を紹介します。
前提条件
- PHP 8.0以上
- Composer
Laravelのインストール方法
1. Composerのインストール
LaravelはComposerを利用してインストールします。まだComposerがインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールしてください。
php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
2. Laravelのインストール
Composerを使ってLaravelをインストールします。
composer global require laravel/installer
PATH環境変数にComposerのbinディレクトリを追加する必要があります。通常、以下の行を.bashrcまたは.zshrcに追加します。
export PATH="$HOME/.composer/vendor/bin:$PATH"
設定を反映させるためにターミナルを再起動するか、以下のコマンドを実行します。
source ~/.bashrc
3. 新しいLaravelプロジェクトの作成
以下のコマンドで新しいLaravelプロジェクトを作成します。
laravel new myapp
作成したプロジェクトディレクトリに移動します。
cd myapp
シンプルなWebアプリケーションの作成
1. 開発サーバの起動
まずは、開発サーバを起動してアプリケーションの基本的な動作を確認します。
php artisan serve
ブラウザでhttp://localhost:8000にアクセスすると、Laravelのウェルカムページが表示されるはずです。
2. ルーティングの設定
次に、ルーティングを設定します。routes/web.phpファイルを編集して、シンプルなルートを追加します。
Route::get('/', function () {
return view('welcome');
});
Route::get('/hello', function () {
return 'Hello, Laravel!';
});
/helloにアクセスすると、Hello, Laravel!というメッセージが表示されます。
3. コントローラの作成
コントローラを使って、もう少し複雑なロジックを処理します。以下のコマンドで新しいコントローラを作成します。
php artisan make:controller HelloController
app/Http/Controllers/HelloController.phpを編集して、以下の内容を追加します。
<?php
namespace App\Http\Controllers;
use Illuminate\Http\Request;
class HelloController extends Controller
{
public function index()
{
return 'Hello from HelloController!';
}
}
次に、routes/web.phpでこのコントローラを使うようにルートを設定します。
use App\Http\Controllers\HelloController;
Route::get('/hello', [HelloController::class, 'index']);
これで、/helloにアクセスすると、コントローラからのメッセージが表示されます。
4. ビューの作成
次に、ビューを作成してコントローラからデータを渡してみましょう。まず、ビューを作成します。resources/views/hello.blade.phpというファイルを作成し、以下の内容を追加します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Hello</title>
</head>
<body>
<h1>{{ $message }}</h1>
</body>
</html>
コントローラを編集してビューを返すようにします。
public function index()
{
$message = 'Hello from HelloController!';
return view('hello', ['message' => $message]);
}
これで、/helloにアクセスすると、ビューが表示され、Hello from HelloController!というメッセージが表示されます。
まとめ
以上で、LaravelのインストールからシンプルなWebアプリケーションの作成までの手順を紹介しました。Laravelの豊富な機能を活用して、さらに高度なWebアプリケーションを開発していきましょう。