※ この記事は、Microsoft Power Automate Advent Calendar 2024 12月17日 担当分の記事です
Power Automate for desktop の実行方法
デスクトップ フローは様々な実行方法があります。有償ライセンスが必要なケースもありますが思いつく限りまとめてみます。
パソコンから実行するパターン
コンソール画面から手動で実行する
Power Automate for desktop のコンソール画面から実行ボタンをクリックしてデスクトップフローを実行する方法です。
自分の好きなタイミングでフローを実行することができます。
キーボード ショートカット から実行する
任意のデスクトップ フローにショートカットキーを設定することができます。
自分の好きなタイミングでフローを実行することができます。
ショートカット アイコンから実行する
ショートカットアイコンをクリックしてデスクトップフローを実行する方法です。
自分の好きなタイミングでフローを実行することができます。
※有償ライセンス(Power Automate Premium)が必要となります。
URLで実行する
URLを利用してデスクトップフローを実行する方法です。
※有償ライセンス(Power Automate Premium)が必要となります。
クラウド フローから実行するパターン
Power Automate のクラウド フロー内からデスクトップ フローを呼び出す構成となります。
有償ライセンス(Power Automate Premium/Process)が必要となります。
Power Automate からインスタント 実行する
クラウド フローを手動実行して、デスクトップ フローを起動する方法になります。
スマホのPower Automate アプリからボタンをクリックして実行する
上記インスタント クラウド フローをスマホにインストールされているアプリから実行する方法になります。外出先でも任意のタイミングでフローを実行することができます。
スケジュール実行する
スケジュールと組み合わせた構成となります。
特定の指定された時間になったらデスクトップ フローが実行されます。
トリガー実行する
クラウド フローの各種コネクタのトリガーを組み合わせた構成になります。
ファイル トリガーで実行する
ファイル システム/OneDrive/OneDrive for Business/SharePoint 等のトリガーを組み合わせた構成となります。
特定のフォルダにファイルが格納されたらデスクトップ フローを実行する方法です。
メール トリガーで実行する
Outlook メール受信時のトリガーを組み合わせた構成となります。
メールが受信したタイミングでフローが実行される方法です。
Forms トリガーで実行する
Microsoft Forms のトリガーを組み合わせた構成となります。
投稿があったのをトリガーとしてデスクトップ フローを実行する方法です。
HTTP 要求の受信時 で実行する
HTTP のリクエストがあった場合に実行される構成となります。
LineやChatworkなど外部からのHTTPリクエストに連動して実行する方法です。
Dataverse トリガーで実行する
Dataverse のレコードに変更があった場合に実行される構成となります。
Copilot Studio から実行する
チャットボットからの問合せに対してフローを実行する方法です。
まとめ
単純にデスクトップフローの実行といっても様々な実行方法が考えられます。特にクラウドフローと連携させることでトリガーの数だけ範囲が広がるので自分の使い方に合った組み合わせを見つけるのが面白いと思います。
ライセンスについては Power Platform ライセンス ガイドをご確認ください。