0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

MESH×kintoneで入退出記録を取る

Posted at

どうもこんにちは。非エンジニアのしもむーです。
今回はMESHとkintoneで、事務所への入退出記録を取る機能を作ってみました。
ほぼ参考記事のままですが、すこし変更した箇所があり応用が利くかな(ノーコーダー達が喜ぶかも?)と思い記事にしました。

##経緯
会社でISO取得に伴い、施錠記録を取る必要があるらしく、kintoneで入退室の記録を取るアプリを事務さんが作ってくれたんですが
「一番最初に来た人、最後に帰るはkintoneでレコード登録をしてください」というもの。
レコード登録くらい手間ないんですが・・・忘れちゃうんだなコレが。。。
そのうち事務さんに怒られそうだし、なんとか自動で登録できんかと思った矢先、こんな素敵な記事があったので拝借させてもらうことにしました。

▼MESHボタンで来場者の人数を集計しよう
https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/115005313923
ありがとうサイボウズさん。。。

##構成
今回利用するのは以下2つ。

①MESHのボタン
https://meshprj.com/jp/products/blocks/MESH-100BU.html
※人感センサーでも良かったけど、2番目に来た人も記録されるのでゴミデータが増えちゃうのでボタン式を採用。
・1回ボタン押す→解錠
・ボタン長押し→施錠
ボタンのMESHを入口に張り付けて、朝来たら1回ボタン押す。最後に帰る人はボタン長押しする。
という運用でとりあえず様子を見たいと思います。

②kintone
https://kintone.cybozu.co.jp/
毎度おなじみ。非エンジニアの強い味方、お世話になってます。
事務さんが作ってくれた「事務所の開・施錠記録」というアプリがあるので、それを利用します。
■フィールド構成

  • ステータス(解錠or施錠のラジオボタン)
  • 日付(登録した日時が自動登録される日時フィールド)
  • 解・施錠者(これは一旦無視で)
  • メモ備考
    スクリーンショット 2021-10-31 185855.png

この2つを使って、以下のような動作を実現したいと思います。
・MESH:1回ボタン押す → kintoneの「事務所の開・施錠記録」アプリで、ステータス:解錠のレコードを追加
・MESH:ボタン長押し  → kintoneの「事務所の開・施錠記録」アプリで、ステータス:施錠のレコードを追加

##参考記事との違い
上記の記事では、

MESHボタンを押したら、kintoneのアプリにレコードを登録します。
ボタンを1回押す:カウントを+1
ボタンを長押しする:カウントをー1
カウントのマイナスもできるので、間違って押したときも安心!
アプリのレコードには、人数カウント用のフィールドのほかにイベント名、日付、時刻フィールドを用意しておきます。
これで、「どのイベント」で「何時」に「何人」きたのかがわかりますね♪

となっているので、今回と少し用途が違います。
①イベント名→いらない
②人数→カウントを+1ではなく、[施錠/解除]の値をセットしたい

この部分を少し改修して実装してみました。

##修正内容
おおむね内容は一緒なので、一旦記事通りに設定を進めます。
※ただし、kintoneのフィールド設定は必要ないので行いません。
最後まで設定できたら、MESH SDKを開き、設定内容を修正していきます。

###①イベント名の削除
今回はイベント名は登録不要なので、設定内容を削除していきます。
1)Property内にある「イベント名」の横にある”Delete"をクリックし要素自体を削除
MESH-SDK1.png

2) ”Code”の”Execute”タブを開き、10行目にある「var eventName = properties.EventName;」を削除
MESH-SDK2.png

3) 同じく23行目から26行目にある
"EventName": { "value": eventName },
を削除
MESH-SDK3.png

###②人数カウントを施錠/解錠に置き換える
1)kintone側でラジオボタン:解錠/施錠フィールドを設定。
※フィールドコードはstatus
MESH-SDK4.png

2)MESH SDKで”Code”の”Execute”タブを開き、15行目、17行目を編集

	var cntValue = 1;
} else {
	var cntValue = -1;
}

	var cntValue = "解錠";
} else {
	var cntValue = "施錠";
}```
に修正

27行目の”Count”を”status”(kintoneの設定したラジオボタンのフィールドコード)に変更
![MESH-SDK5.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/129605/f0db460f-0079-caaf-1056-ccb975af386e.png)


変更箇所は以上。
左上の「Save」を押して、MESHのレシピ画面へ戻ります。
追加しているSDKをクリックすると、ブロック情報画面が開くので「アップデートを確認する」をクリックすると、変更したものが反映されます。


これでボタンによる入退室の記録ができました!
変更箇所さえ分かれば、色んな応用が利くと思うので、色々工夫してkintoneを活用していきたいと思います。

ほな!






0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?