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LibreOffice6のCalcでデフォルトのフォントを指定するやり方

Last updated at Posted at 2019-01-05
  • Calcでデフォルトフォントを指定するやり方を探していたら、LibreOffice HELP!に 標準テンプレートの変更 という解説がありました。
  • この情報を参考に設定してみましたので、備忘録として記録しておきます。
    • Windows10 Home + LibreOffice 6.1.3 と Linux Mint 19.1 + LibreOffice 6.0.7 の2種類の環境で各々設定してみました。

Calcではデフォルトフォントは「テンプレート」で指定するらしい

  • 自分の設定を「既定のテンプレートとして保存」することで、デフォルトフォント等の指定が出来るとのことです。
    • 元々の「標準テンプレート」を上書きするやり方ではなくて、自分が作成したテンプレートファイルを「既定のテンプレート」として扱うようにする様です。
    • Windows10もLinux Mintも基本的に同じ手順でした。

Calcでデフォルトフォントを自分用にしたテンプレートを作成してみた

◇ザックリな要約

  • F11(スタイルの管理)から「標準」を右クリックで「編集」、フォント等を好きなものに変更、Shift+F11(テンプレートとして保存)で「既定のテンプレートにする」をオンにして自分用のテンプレートを保存する。

◇手順

(画面はWindows10の例です)

1). 「表計算ドキュメント」を新規作成する。

  • 私の環境では、元々のデフォルトのフォントが”MS Pゴシック”の"10"ポイントになっていました。

2). 「スタイル」>「スタイルの管理(F11)」を選ぶ。

  • メニューから「スタイル」>「スタイルの管理(F11)」を選びます。

    図1. スタイルの管理

3). スタイルの「標準」の「編集(B)」を選ぶ。

  • 「スタイル」のウインドウが表示されますので、一番上の「標準」を右クリックして「編集(B)」を選びます。

    図2. "標準"を右クリックして"編集(B)"

4). 「セルスタイル:標準」の「フォント」タブで、デフォルトにしたいフォントを指定する。

  • 「セルスタイル:標準」のウインドウが表示されます。「フォント」タブを選びます。

    図3. セルスタイル:標準でフォントを変更(変更前)

  • 西洋諸言語用フォントとアジア圏言語用フォントを、デフォルトにしたいものに変更し、「OK」をクリックします。

    • ここでは西洋用として"Arial"の"12ポイント"、アジア用として"Meiryo UI"の"12"ポイントを指定しました。

    図4. セルスタイル:標準でフォントを変更(変更後)

5). 設定した状態を「既定のテンプレート」として保存する。

  • メニューの「ファイル」>「テンプレート」>「テンプレートとして保存(A)...Shift+F11」を選びます。

    図5. テンプレートとして保存

    • 「テンプレートとして保存」のウインドウがでますので、適当なテンプレート名(ここでは”Calc_MyTemplate”としました)を入力し、テンプレートのカテゴリは「自分のテンプレート」を選択し、「既定のテンプレートにする(S)」のチェックボックスをオンにして(←ここ重要)「保存(S)」します。
      • カテゴリを必ず選ぶ必要があるのかどうかは確かめていません。

    図6. テンプレートとして保存

6). 再度「表計算ドキュメント」を新規作成してみて、デフォルトフォントが変更されているか確認する。

  • 無事、デフォルトのフォントが"Meiryo UI"の”12”ポイントに変わっています。

    図8. デフォルトフォントが変わったことを確認

◇作成したテンプレートファイルの保存フォルダ

  • 私の環境では、以下のところに保存されていました。

    • [1] Windows10 Home + LibreOffice 6.1.3

      C:\Users\\\<user name>\AppData\Roaming\LibreOffice\4\user\template\
      <自分用のテンプレートのファイル名>.ots
      
    • [2] Linux Mint 19.1 + LibreOffice 6.0.7

      /home/\<user name>/Templates/
      <自分用のテンプレートのファイル名>.ots
      
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