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電力の海へ (入社エントリー)

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Last updated at Posted at 2026-06-05

こんにちは。Shizen Connect の入澤 賢と申します。ソフトウェアエンジニアをしています。

1999年よりシステムエンジニアとして19年、その後、ベンチャー、アーリーステージのスタートアップを経験し、2026年4月、自然電力グループの一員となりました。簡単ですが、自己紹介させてください。

コンピューターとの出会い

幼少期に MSX に出会いました。隣に住んでいた幼馴染の家に MSX がやってきたのです。ベーマガを開きながら、毎日一緒に、BASIC やマシン語のコードを打ち込みました。

しばらくして、我が家にも MSX2 がやってきました。Panasonic の FS-A1 です。ベーマガや MSX・FAN を擦り切れるほど読みながら、BASIC とマシン語を覚えました。立ちはだかる Syntax error、Illegal function call やフリーズとの格闘の末、小さなブラウン管の中でやっと動いた文字やドット、スプライト。あの頃の感動が原点となっています。

今、最も愛してやまないものは Rust です。業務で初めて書いたものが C++ でした。C++ で育ったため、横着のために作りこむことが大好きです。

1 binary で配布できる、という点も非常に重要です。「最高の信頼性は、部品の少なさから生まれる」とは、ある機械設計者の言葉です。

仕事

やりたいことがあり(簡単に言うと音楽がやりたかったのですが)、20代の前半までは、いろいろな仕事をしていたのですが、1999年、縁あって、受託開発の企業に入社しました。24歳の終わりでした。

その会社では、様々な業種や規模のシステム開発に携わりました。受託開発では、お客様の求める期日までに、求められたものを完成させる必要があります。ビジネスとして請け負ったものは、完成させなければならないのです。完成とは正しく動作することです。在庫のトランザクション操作がときどき失敗してはならないのです。レントゲン撮影がときどき失敗してはならないのです。お客様に迷惑をかけたこともありましたが、お客様のシステムを作るということの厳しさと楽しさを学びました。

環境に恵まれ、夢中になって様々なシステムと向き合っていましたが、ふと思い立って転職をしたのが2018年。19年在籍した環境を離れることは、とても大きな決断でしたが、どうしても大海を知りたかったのです。その後、ベンチャー、個人事業主を経て、アーリーステージのスタートアップに飛び込みました。

アーリーステージのスタートアップでは、ソフトウェアを作るだけでなく、「会社を組み立てていく」ということに全員で取り組み、多くの時間を費やしました。このとき、会社の中の様々な仕組みや制度は、誰かが時間をかけて作ってきたものだということを自らの体験として学びました。

そして今、自然電力グループの一員となりました。

グループ全体としては、とても大きな事業ですので、まだまだ全体像は掴めていません。しかし、そのミッションの大きさ、そして奥行きに興味を持ちました。もともとエネルギー資源に乏しいこの地域で、脱炭素や再生可能エネルギーのエコシステムに寄与する意味、そして、ローカルに立ちながらグローバルを目指す、という事業の姿勢にも、自分の興味・関心と大いに重なる部分があると考えています。

参考: https://www.shizenenergy.net/about/purpose/

関心事

私は新潟県の柏崎というところで生まれ、育ちました。10代の終わりから東京で暮らしています。30歳の誕生日を迎えた数日後、父が急死したとの連絡を受けました。あまり語らない、昭和の父でした。

やがて、「遠い都会に出なくとも、生まれ育った環境で家族の近くで暮らしながら、夢を追いかけたり、やりたいことを探すことはできないのだろうか。そういう社会にはなれないのだろうか。」ということを考えるようになりました。仕事においても、地方や自治体、あるいは企業を、ソフトウェアの力で支援するような仕事をやっていきたいと考えるようになりました。

私の田舎も例にもれず、人がいなくなっています。しかし、そこにも生き残る産業があります(その一つがブルボン本社です!)。そういった日本各地の暮らし、食、歴史、産業など、脈々と続いてきたものを継承し、存続させていける社会になってほしいと思っています。日本国内には、まだまだ見知らぬ土地があり、そこでしか見られない、出会えないものに溢れているはずです。そういうものに、まだまだ出会いたいのです。画一化されたものでない、手つかずの無骨な複雑さを美しく思います。

もし、東京の満員電車で通勤をしたことがあるならば、きっと思うはずです。都会へ出なくても選択肢がある。山あいの秘境や離島に暮らしながら文化を継承し、新しい挑戦もできる。そんな日本や世界になっていった方が、世の中は複雑で面白いのではないか、そんなふうに思うのです。

ライフスタイル

プログラミングをして、近場の温泉に行き、プールで泳いだ後、もつ焼き屋とかうなぎ屋で焼酎を飲む、そういう休日を過ごしてきました。

しかし、永遠かと思われたその自由は、2024年の第一子誕生とともに完全に失われました。ベビースイミング、公園、近所のメダカ巡り、児童館、動物公園、そういったものに休日は置き換わりました。ジムは退会し、お酒を飲みに行くこともほとんどなくなりました。最近は、少しだけ外食の機会が戻ってきましたが、そもそも、小さな子供を連れていけるような飲食店は限られており、以前のように、横丁の小さな店には足を運べていません。

お酒はなんでも飲みますが、強いて言えば、純米生原酒、HAZY な IPA、Islay、ブルゴーニュなどが特に好きです。お酒の知識は全くありません。無知のまま空っぽの心に流し込むスタイルです。

奥高尾が好きで、よく足を運んでいたのですが、少しサボったら億劫になり、全く行かなくなってしまいました。特に緑が生い茂る季節の雨の日が本当に気持ちがいいです。

音楽は、昔のロックやソウルなどを中心に、いろいろなものが好きです。タイの Smallroom などのポップスや Hip-hop、シューゲイザーも好きです。The Bottom Blues のボーカリストが高円寺から総武線に乗ってきたときはびっくりしました。インドネシアのポップスも好きです。ikkubaru によって、日本でもかなり知られるようになったように思います。これは本当にたまたまみつけたんですが、西サハラの Tinariwen もカッコいいですね。Guitar は Jimi Hendrix みたいにひっくり返して弾いています。Bass も、逆張りです。最近は、クラシックやジャズのピアノの曲を聴いていることが多いです。

Ableton Live 12 を持っています。音楽制作ソフトウェアです。7 から触り始めて、使わないのにアップデートし続けています。アップデートしないと、趣味を一つ失う気がして怖いのです。

今日はこのくらいで終わりといたします。

また特に何でもない記事を書こうと思います。

2026年6月5日 入澤 賢

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