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「MonoBrickを選ぶメリット」のleJOS版なので、内容がすごい似ています。

EV3 OSとは

EV3には様々なOSが存在します。
デフォルトOSを除き、世の中に存在するサードパーティ製のEV3 OSはSDカードにOSデータを入れ、起動するものです。

サードパーティ製のEV3OSを利用する理由は主にこんな感じです。

  1. 慣れた言語でコーディングできる。
  2. 動作によってはデフォルトOSより速い。
  3. デフォルトOSにはない機能が存在する。
  4. (EV3の大会などで)つよつよに見える。ドヤれる。

じゃあ実際にどのOSがいいのかということで、いろいろなOSを実際に使ってみました。

OS 言語 特徴
デフォルト ブロック 速度が速く、プログラムが楽
ev3dev Python, Java, Go, C, etc 言語数が豊富だが起動が遅い
EV3RT C コンパイル言語だから起動、動作が速い
MonoBrick C#, F#, IronPython Monoをベースに.NET Frameworkが動く
leJOS Java 機能が充実している

なぜleJOSなのか

私は今までev3devを使用してきましたが、leJOSに魅力を感じている理由は「痒いところに手が届く」OSだからです。細かい理由は下記のようになります。

利点

起動時間

まず起動時間が速く、1分で起動します。いつもデフォルトOSを使っている人にとっては遅いでしょうが、ev3devが3分ほどかかるのでいつもev3devを使っている人にはとても速く感じます。
1分というのはサードパーティ製のEV3OSの中では、平均より少し早いぐらいでしょうか。
でもev3devユーザーが多いので利点とします。

機能

のちほど詳しく説明しますが、leJOSには様々な機能が備わっています。
例えばOS内でデバッグができたり、ESCAPEが使えたり、PCからリモートで操作できたりします。
これがleJOSを選ぶ決め手となりました。

Java

Javaが使えるOSは主にev3devとleJOSです。しかしev3devはその他の言語を使える上でのプラスαみたいなものなので、Javaに最適化されているとはいえません。そこでJavaを使用することに特化したleJOSがJavaを使う上では最適です。

欠点

開発終了

leJOSは既に更新されていません。leJOSの最新バージョンは2015年です。これは各OSの最終更新がev3devが2020、EV3RTが2021なのをみると、非常に古いです。十分完成された上での開発終了ですが、やはり更新されていないと問題も発生するものなので、嫌な人は他のOSを使いましょう。

Java

このOSではJavaしか使えません。EV3でわざわざJavaを使いたい人はいません。Javaはオワコンレガシー言語です。 Javaを使える人にはうれしいことですが、Javaがわからない人には非常に始めにくいOSといえます。とはいえまだコードを書いたことがない人なら、最初にJavaを勉強して使ってみるのもいいと思います。

読み方

leJOSの読み方がわからない人が多いと思うので、記載しておきます。
まずleJOSの由来は公式サイトでは以下のように書かれています。

leJOS (pronounced like the Spanish word "lejos" for "far")
leJOS(スペイン語の「遠い」を意味する「レホス」と同じ発音)

この記載の通り、leJOSは「レホス」と読みます。
とはいえ自由に読んでも罪にはならないと思います。

ちなみに語源はWikipediaに以下のように書いてありました。残念ながらこちらのソース元はわかりませんでした。

leJOSと言う名はJosé Solórzanoによって考えだされ、Java Operating System (JOS)とRCXのもう一つのオペレーティングシステムであるlegOSの頭文字とスペイン語の単語「lejos」に基づいている。

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