本記事は SAPアドベントカレンダー 2023 20日目の記事となります。
2023年なSAPの世界ではユーザーIDを取りまとめるSAP Universal IDへの移行が進み、またSAP ONE Support LaunchpadがSAP for Meに切り替わったり。
非常に大きな大きな変化がありました。
そんなSAP for Meについて。
SAP ONE Support Launchpadの後継と理解して利用していますが。
一度、公式のドキュメントをあたってSAP for Meについて理解をまとめてみます。
ドキュメント
- SAP for Me
- SAP Community - SAP for me
- SAP Help Portal - SAP for me
- SAP Support Portal - SAP for me
- Whta is SAP for Me
- Who is SAP for Me for?
まずはSAP for Meサイトのよくある質問に何が書かれているか確認してみます。
SAP for Meがどういったものなのか、何が新しいのか、違うところ、モバイルアプリなどなど、こちらを読めば基本的な事を理解できそうです。
また SAP Community , SAP Help Portal , SAP Support Portal にそれぞれSAP for Meを紹介するページへのリンクが記載されていました。
SAP Support Portal - SAP for me
対応している言語について
対応している言語としては下記と記載があります。
Deutsch (German)
中文 (Simplified Chinese)
日本語 (Japanese)
Française (French)
Española (Spanish)
Português (Portuguese)
English
近年の状況をみてると、SAPのドキュメント等で日本語の提供が……といった気配もしますが、SAP for Meではしっかりと日本語が提供されています。
言語表示について
2595923 - SAP Note and KBA translation service info: Japanese
SAP for Meでは個人設定のプロファイルから言語設定する機能が用意されています。
以前はブラウザの言語設定に表示言語は依存していたようですが、2023年12月現在はSAP for Me上で設定から選択できるようになっています。
インシデントがケースになっている
SAP One Support LaunchpadからSAP for Meへの移行にともない「インシデント」という呼称が「ケース」に変更となっています。
なぜ変更されたのかについては、下記ノートに詳細が記載されています。
3067028 - What is the difference between "Incident" and "Case"? Why is there a terminology change?
どうやらITIL標準に準拠するように、SAP for Meに移行する段階で名称を変更したようです。
SAP for Me Statusについて
上記URLがSAP for Meのステータスページになります。
つながらない場合や、画面機能がうまく動かない場合。
こちらを確認するとメンテナンス中だったりダウン中だったりと状況を確認できるかと思います。
なお過去のインシデントも確認する事ができ、直近では2023年12月18日にケースの添付ファイルがアップロードダウンロードできなかったり、一部機能が利用できない不具合が発生していたようです。
LaunchPadにあったタイルがSAP for Meではどこにあるか
SAP ONE Support Launchpad tiles and their equivalent cards in SAP for Me
SAP for Meに移行すると、いままでのあの画面はどこに? と躓く話もありますが、SAP Support Portalの上記ページにまとめがあります。
現在の問題点
3318975 - SAP for Me: Current known and open issues in the Dashboards
上記はSAP for MEの既知の問題がまとめられているノートになります。
2023年12月現在、まだいくつか既知の問題が残っているようです。
モバイルアプリについて
SAP for MeではiOSとAndroid用の専用アプリが用意されています。
Android版を利用していますが、ログインしようとするとUniversal Idのログイン以外にパスコード(少なくとも8文字、小文字、大文字、数字)と生体認証も求められました。
アプリ起動時にパスコードか生体認証を利用しないと起動しません。
またSAP Universal IDに複数のユーザーが紐づいている場合、これを切り替えるためには、Web同様一度サインアウトする必要がありそうです。
Webの方もそうですが、ここらへんスムーズに切り替えられるようになると便利なのですが、将来に期待。
リリーススケジュール
3242535 - How to check the release schedule and see what is new in SAP for Me
リリースノートについては、上記に記載がある通り、SAP for Meにログインした画面のメニューからリリースインフォに飛ぶことができます。
Release Information for Support Tools in SAP for Me
総評
2023年はユーザーIDの世界ではS-UserからSAP Universal IDへの移行が進み。
またサポートサイトではSAP One Support Launchpadにアクセスすると、SAP for Meに転送されるポップアップが出始め、ついにはSAP for Meに切り替わってしまいました。
これから先、SAP for Meとは長い付き合いになっていくと思いますので、本記事では公式ドキュメントを参照して、気になる部分をピックアップして紹介してみました。
SAP for Me理解の手助けになれば幸いです。



