UnityのLTSバージョン表記の話。
Unity公式が使っている「LTSのバージョン名称・表記」が変わっているようです。
2020年4月の公式ブログ「Unity 2017.4 LTS の 2 年間のサポートが 2020 年 4 月で終了します」では、
- Unity 2017.4 LTS
- Unity 2018.4 LTS
- Unity 2019.4 LTS
という表記をしています。自分もこの表記に慣れ親しんでいました。
ところが2021年3月のこちらの公式ブログ「Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームリリースが公開されました」では、LTSのバージョンの表記が変わっています。
「Unity 2020.3 LTS」という表記ではなくて、「Unity 2020 LTS」という表記になっています。
なお、Unity 2020からテックリリースが3回から2回になったため、2020.3がLTSバージョンになります。
さらにいくつかの公式サイトを見てみます。
本稿執筆時の公式ウェブサイト「長期サポート(LTS) + TECH ストリーム」には、Unity 2020以前、Unity 2019とUnity 2018のLTSにも言及されています。
それをみると
- Unity 2018 LTS
- Unity 2019 LTS
という表記になっています。従来であれば、以下のような表現となっていましたが、上記のような表現に変わっています。
- Unity 2018.4 LTS
- Unity 2019.4 LTS
商業誌や同人誌、硬めのウェブ記事を執筆する際は、「Unity 2020.3 LTS」という表記ではなく、公式も使っている表記である「Unity 2020 LTS」という表記に合わせた方がよいでしょう。