言葉の定義
プロダクトログは何をいつやるかを明確化します。見積りができる最小単位にします。それを並べて優先順位を決定します。
ジェフ サザーランド. スクラム 仕事が4倍速くなる世界標準のチーム戦術 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.3670-3677). Kindle 版.から抜粋
原本からの抜粋
- PO - プロダクトオーナーが決めたビジョンを実現するために必要な作業や作るべきものをすべて挙げたリスト
- 開発中、常に進化するロードマップとなる
- プロジェクトの間、常に「チームが実行する可能性のある全タスクを優先順に並べたもの」を表すリスト
- プロダクトバックログは一つしか存在しない
- PO - プロダクトオーナーはプロジェクト全体をあらゆる側面から見て優先順位を判断する
- PO - プロダクトオーナーはプロジェクトに関わる全ステークホルダーとチームの両者と話し合い、顧客の希望と何が実現可能かの双方を考慮して、バックログの優先順位を決定する。
事例
開発者が「見積り」ができる単位にすることが重要です。
例えば・・・
- ログインする
と、プロダクトバックログを定義したとします。もし、開発者が見積りと完了基準が不明確な場合分解します。
- ログイン画面を作成する
- ID入力フォームとパスワード入力フォームとログインボタンがある
- 2pt
- フロントエンド側のバリデーションを実装する
- IDのバリデーションとパスワードのバリデーションが実装されている
- 4pt
- ログインAPIを作成する
- IDとパスワードを照合する
- IDのバリデーションとパスワードのバリデーションが実装されている
- 8pt
- ログイン画面とログインAPIを結合する
- フロントエンドからログインAPIを呼ぶ
- 2pt
このように、見積もり(○pt)と完了基準が明確にできればタスク分解されたとなります。
これをチームメンバーと合意を取り、PO - プロダクトオーナーはステークホルダと合意を取ります。