背景
2022年にマネーフォワードクラウド横断本部QA推進部に入りながら、スクラムマスターをしています 笑
改めて自分が何者なのかを問うという禅問答のような、我ながらよくわからん記事でも書きましたが、QAとしてアジャイル・スクラム・DevOpsを前提として、プロセス改善(プロセスという言葉はあまり使いたくないのだが)をするために、現地現物を見ようとなると、俯瞰する必要があるスクラムマスターをするのが良いという結論になりました。
目的
本音としてはLessとかデュアルトラックアジャイルとか、モダンな記事を書きたいのですが、基本とかカタとか原理原則が好きだし、基礎がないと応用はできないという考えから、基本に忠実に従い、実践したことを記事化します(いずれモダンな記事も書きたい!)。
スクラムに限らず手法の横展開や運用は難しいので、苦しんでいる方のお役に立てたら幸いです〜
超オーソドックスなスクラムのマネジメントをまとめた記事
定時で帰らせるためのスクラムマネジメント 〜スクラム定義〜
前提
- チームメンバーはほんと頼り甲斐のある人ばかりで素敵なメンバーに恵まれており、人的不安は皆無
- 初期メンバーはPO(マネーフォワードではPdMと定義している)・エンジニアリーダー・PG2名(内1名インターン)・デザイナー2名
- 自分が2022年9月に入った後に、10月からPG2名が追加、その後もPG追加予定
- 私はSM(スクラムマスター)兼QA兼タチコマにゴーストハックされた人(社内のSlackアイコンがタチコマ)
課題
- 元々スクラムマスターが不在のため、スクラムのフレームワークを導入しているが機能していない(誰も責められない)
- エンジニアがソースコードに向き合う時間が足りない(ミーティングが開発時間を圧迫)
- 上記に伴い、今後のリリース速度が懸念される
亀井のミッション
こんなに素敵なメンバーがいるのに結果が出せなかったら切なすぎるので、これはなんとしても結果を出してもらいたいなぁ
進め方
社内ブログにいろいろまとめてあるので、それをトピックごとに抜粋して展開します。
次の記事
目次(予定であり、変わるかも)
- チームに入ってまずはじめにしたこと
- デイリースクラムを改善(デイリースクラムとリファイメント)
- 最低限のドキュメント(要件・画面デザイン・BDD)
- 20%リファクタタイム
- レトロスペクティブ
- スプリント前の動き方(PO・デザイナー)とユーザストーリーテーラリング
- プロダクトバックログ(棚卸し)
- チケット定義
- チケット運用
- 見積り
- スプリント計画
- スクラムボード(JIRA)
- 計測(ベロシティ・バーンダウンチャートなど)