ある日の我が家
妻「ねえ」
ワイ「どうしたの?」
妻「作ってたアプリの感想、言っていい?」
ワイ(あ、この言い方は嫌な予感がするな…でも…)
ワイ「いる!!!」
妻 「全然、使い方がわからん」
ワイ「……」
心が、ポキッと折れる音がした。
Polarisというアプリを作っています
一応、前提として。
Polarisは
「やることを減らすタスク管理アプリ」 です。
- やる気はある
- 努力もしている
- でも、情報が増えすぎて前に進んでいる気がしない
そんな人が
「今日やる一歩」だけに集中する ためのアプリ。
…というつもりで作っていました。
妻の一言①
「やること減らすって言ってるのに、やること多くない?」
妻「“やることを減らす”って書いてあるのにさ」
妻「画面開いたら、やることいっぱいあるやん」
ワイ「…確かに」
自分の中ではこういうイメージでした。
- 理想を決める
- ロードマップを作る
- ステップを切る
- 今日やるToDoだけを見る
最初に進む方向を決めることで、
“横道に逸れそうになったら戻す”ための設計。
でも妻から見ると、
「最初から情報が多い」
ここで気づきました。
「やることを減らす」って、
設計者の文脈を共有しないと伝わらない。
妻の一言②
「Polarisに設定って、なに?」
アプリ内で
「Polarisに設定」という表現を使っていました。
ワイ的には、
ホーム画面に設定する
という意味合いだったんですが。
妻「それだったら“ホームに設定”でよくない?」
ワイ「……確かに」
名前をカッコつけた結果、意味が消えていた。
大人しくホームに設定にしました。
妻の一言③
「そもそもロードマップって何?」
ここが一番、刺さりました。
妻「ロードマップって何?それが分からんと作りようがない」
ワイ「……なるほど」
私は「ロードマップ」という言葉を
説明不要の前提で使っていました。
でも、
- 育児中の母親
- 忙しい生活
- 専門用語に触れていない人
の妻にとっては、
未知の言葉。
ここでオンボーディングを作りました。
※ react-native-pager-view
- 3行だけで説明
- 10〜20行の説明はしない
- 「読む」じゃなく「分かる」を優先
妻「あと、いきなり入力欄が出てくるのも嫌!」
ワイ「承知!」
ここでプレースホルダーもちゃんと例として記載。
まさかの動画にもダメ出しが入る
YouTubeで
3分未満の操作ガイドも用意していました。
ワイ「ちなみに操作ガイドも用意したんだけど…」
妻「あー…見た」
ワイ「それでもわからなかったか…」
妻「ちょっと流してみて」
冒頭。
ワイ(動画)「こんにちは、開発者の小林です」
妻「それ、いらん」
ワイ「……え?」
妻「今すぐ操作知りたいだけだから」
まさかの挨拶はノイズ
ワイ「台本作成して順次更新します…」
学び:個人向けスマホアプリは、即消される
ここで大きな反省。
私は10年ほど業務システムを作ってきました。
- 使うのが前提
- 会社の強制力がある
- 多少分かりにくくても使われる
でも、個人向けスマホアプリは違う。
- めんどくさい
- ノイズが1つでもある
- 分からない瞬間がある
即アンインストール…
「使い続けてもらう」以前に、
“使い始めてもらえない”。
その日の夜
妻に言いました。
ワイ「言われたところ、全部直してみた」
妻「…すごいやん」
ワイ(死者蘇生。なおHPは1)
まとめ
- 「やることを減らす」は、文脈が必要
- 専門用語は、それだけで離脱ポイント
- 個人アプリに“我慢”は存在しない
- ノイズは、善意でも削る
- 家族のフィードバックは最強
こちらの記事もよろしくやで 😃(無職やめ太郎さんの記事)
今回のこの記事は、
無職やめ太郎さんの
「ある日の我が家」フォーマットを
大いに参考にさせていただきました。
感謝 🙏