はじめに
KinoProgressBar を使うと、 Livebook 上にプログレスバーを表示することができます
本記事では KinoProgressBar の使い方を紹介します
実装したノートブックはこちら
セットアップ
まずセットアップセルで KinoProgressBar をインストールします
Mix.install([
{:kino_progress_bar, "~> 0.1"}
])
基本的な使用方法
以下のように書くと、実行結果としてプログレスバーが表示されます
progress_bar = KinoProgressBar.new("PROGRESS")
実行結果
set_current
で値を更新します
KinoProgressBar.set_current(progress_bar, 20)
パラメーター
プログレスバーの作成時、パラメーターを指定することができます
red_bar = KinoProgressBar.new(
"Red",
color: :red,
width: 800,
range: {0, 1000},
current: 500,
format_current: fn index -> "#{index} 回" end,
throttle: 100
)
-
color
: プログレスバーの色(伸びていく部分の背景色) -
width
: プログレスバーの幅(px
単位) -
range
:{最小値, 最大値}
で範囲を指定 -
current
: 初期値 -
format_current
: プログレスバー上に表示する文字の形式 -
throttle
: 画面表示の更新間隔(ms 単位、デフォルトは 500 ms)
実行結果
プログレスバーが動くところを見てみましょう
0..1000
|> Enum.each(fn index ->
Process.sleep(2)
KinoProgressBar.set_current(red_bar, index)
end)
まとめ
KinoProgressBar を使うことで、簡単にプログレスバーを表示することができました
時間のかかる処理で使いましょう