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CLS別府 #1 カオスな温泉地で「つながる」を超えて「混ざり合う」体験

Last updated at Posted at 2026-01-20

はじめに

2026年1月17日(土)に CLS 別府 #1 を開催しました

CLS(コミュニティ・リーダーズ・サミット)は地域で奮闘するチャレンジャーや、コミュニティ・リーダーたちが集い、繋がり、課題解決を加速させるためのイベントです

前回、プレ開催として2025年8月2日に行われた「CLS #0」を経て、満を持しての本番開催となりました

今回は一般参加者、登壇者、運営を含め約70名が、混沌(カオス)の街・別府に集結し、大いに混ざり合ってきました

開催概要

今回は本編だけでなく、本場 CLS 高知と同様にワーケーションから大人の遠足まで、前後のイベントをフルで開催しています

私は運営として、前夜祭から大人の遠足までに参加しました

サポーター

開催にあたり、多くの企業・団体の皆様に温かいご支援をいただきました

ゴールドサポーター

株式会社オーイーシー 様

シルバーサポーター

一般社団法人環境まちづくり支援機構 様

別府ツーリズムバレー 様

JAWS-UG おおいた 様

ブロンズサポーター

株式会社トキハ 様

一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK 様

ダイヤモンドツリー株式会社 様

後援

別府市

個人サポーター

森嶋 孝輔 様

大栗 宗 様

ワーケーション

日時:2026年1月13日(火)~14日(水)

メイン会場:泊まれる観光案内所 “TATEYA. Glocally HOTEL“

前夜祭

日時:2026年1月16日(金) 18:00〜20:00

参加費:¥5,000

会場:tsuchiumu / ツチウム

本編

日時:2026年1月17日(土) 13:00-18:00

会場:別府ブルーバード劇場(別府市北浜1丁目2−12)

参加費:¥2,000

後夜祭

日時:2026年1月17日(土) 18:00-

会場:FLEX HALL-B1(ブルーバード劇場隣の地下1階)

参加費:¥6,000

大人の遠足

日時:2026年1月18日(日) 08:30-17:00

旅程:後述

参加費:¥8,000

前夜祭

前夜祭の会場は、本編にも登壇いただいた深川謙蔵さんが経営する tsuchiumu

昔ながらの商店街の中に現れる洗練された空間に、開始前からワクワクが止まりません

滋味溢れる料理の数々は、翌日の長丁場に向けた充電にピッタリでした

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そして2次会は、別府ヒットパレードクラブへ

ヒットパレードクラブ.png

実は初訪問だったのですが、「ここはまた来なければ!」と即座に決意しました

tsuchiumu のスタッフさんが 「あそこはディズニーランドです」 と言っていた意味が痛いほど分かります

内装、音楽、スタッフさん、その全てがオールディーズ(50年代)の世界観で統一されており、まるでタイムスリップしたよう

1時間ごとのショータイムでは客席も一体となって踊れます

まさに「イマーシブ(没入型)エンターテイメント」

モノよりコト、体験価値として最高峰の施設でした

私を含め、CLS別府参加メンバーもノリノリで踊ってきました

(これで時間無制限食べ飲み放題¥3,800は破格すぎませんか…?)

私含め、 CLS 別府参加メンバーも一緒に踊ってきました

3次会の「居酒屋ちっち」も含め、別府の夜の深さを思い知るスタートとなりました。

塩角煮は絶品

余談

tsuchiumuへ向かう途中、駅前通りに見かけた可愛いお店がめちゃくちゃ気になりました

おじさん一人では入る勇気がありませんでしたが、娘と一緒なら即入店していたはず

別府は来るたびに新しい発見があります

本編準備

いよいよ当日。会場は 別府ブルーバード劇場 です

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この佇まい

カウンター、座席、ステージ、音響、控え室までも、多くの人で作ってきた歴史を感じます

なんと創業は1949年で、70年以上前!

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参加者に配る、間違いない定番お土産菓子「ざびえる」と「極みのとり天せんべい」

設営とリハーサルを終え、ついに始まります

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オープニング、竹工芸ハンズオン

いよいよ始まりました

最初に「CLSとは」という説明から

地方には、地方独自の課題があります。
そして、その課題を解決するのは我々地方に住んでいる人間です。
実際に、このようなマインドを持った人はたくさんいます。
実際に行動を起こしている素敵な人もいます。
CLSはこのような人々をつなげ、そのつながりを強くして、広げて行く場です。

そして、そのまま続けて最初のコンテンツ、竹工芸ハンズオンに突入

「竹工房ゆるりら」の竹下友里恵さんを講師に迎え、全員で竹ひごをリング状に編んでいきます

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これが、難しい

不器用な私は結局上手くいきませんでした

キレイにできていた人はすごい!

運営メンバーの平野さんが舞台袖で言っていた言葉に共感しました

「ハンズオンは上手くいかないのが良い」

全員がスムーズにできてしまえば、それは単なる「作業」です

「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤し、「こうかな?」と初対面の隣の人と教え合う

「上手くいかない」という共通の壁があるからこそ、参加者同士の最初の会話が自然と生まれ、記憶に残る体験になります

その後の休憩時間は、度々竹工芸教室が開かれていました

一見矛盾しているようですが、「みんなで上手くいくために、あえて上手くいかないことをやる」

このカオスこそがコミュニティの入り口なのだと感じました

パネルディスカッション① CLSとはなにか”何を生み出す場 ”なのか?

最初のパネルディスカッションは、CLS別府運営メンバーがCLSについて語りました

私は CLS 高知との出会い、そして CLS 出島の運営サポートの話を主にしてきました

皆が口を揃えたのは 「普段繋がれない人と繋がれる」 という魅力。

私自身、CLSに関わり始めてまだ2年も経っていませんが、リーダータイプではなかった自分が、コミュニティに参加することで「リーダーシップ」の渦に混ざり始めていると感じます

ジム・ローンの言葉「あなたの周りの5人の平均があなた」にあるように、普段の生活では出会えない多様な人々に混ざることで、自分自身もアップデートされていく

そんな 「混ざり合い」 が CLS の醍醐味です

パネルディスカッション② 学生兼リーダーの彼ら。地域に挑む挑戦者たちが語る“行動力”の源泉とは...!

続いては、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生たちによるセッション

ファシリテーションから構成まで、全て学生にお任せでしたが、参加者からも大評判のパネルディスカッションになりました

GTFS を利用することで、海外の方もバスを利用しやすくする取り組み

学生と地域、人と人を繋ぐコーヒースタンド

ランニングコミュニティの運営

彼らは単なる「若者」ではなく、リスクを恐れず社会実装を試みるイノベーターでした

別府という土壌が育んだ、火山のようなエネルギー

彼らが一歩を踏み出す姿に、会場の大人たち全員が強烈な刺激を受けました

パネルディスカッション③ 別府で新しい価値を創造する牽引者たち

最後は、別府に移住し活躍するトップランナーたちの登壇です

深川謙蔵さんからの**「別府は人口11万人に対して学生が1万人」**という解説には驚きました

これほど多様性に溢れ、若者の比率が高い街は世界的にも稀有でしょう

登壇者の皆さんが語った別府の魅力は、 「出る杭が打たれない」 こと、そして 「距離が近い」 こと

「やりたい」と声を上げれば、すぐに「みんなでやろう」と人が集まる

繋がりが単純な「線」ではなく、有機的なネットワークとして渾然一体となっている様子は、まさに 「カオス(混沌)」

何でも受け入れ、何にでも混じり、あらゆるものが生まれていく

この「カオス」こそが別府の強さだと確信しました

登壇した方々の事業

深川謙蔵さんの経営するDJバー「the HELL」と、リスニングバー「TANNEL」

濱安紹子さん、高田恭男さんが経営するメキシカン・ダイニング「TACO NARGO」

太田ふたばさんが統括ディレクターを務める湯治ぐらし株式会社

ワークショップ

スポンサーセッションを挟んで

最後にワークショップです!

話を聞くだけで終わらない、自分事にして行動する、それが CLS です

「自分の課題」を「他の人の力」と組み合わせて解決に向かいます

印象的だったのは、会場の空気のコントラスト

個人の課題を書き出す時間は、まるで受験会場のように静まり返り、エアコンの音だけが響きます

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しかし、共有タイムに入った瞬間、会場は爆発的な喧騒に包まれました

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お互いの課題に真剣に向き合い、熱気で満たされたあの光景は、いつ見ても最高です

クロージング

本日を振り返り、他 CLS の宣伝をしてクロージングです

全国の CLS

ゼロイチビレッジ

CLS別府の打ち合わせでも利用させていただいたゼロイチビレッジの紹介もありました

色々なイベントも開催されていて、小さな CLS が高頻度で行われているような感じもします

閉会あいさつ

最後に、ずっと裏方に徹していた平野さんからの閉会あいさつ

CLS 別府をこれからも続けていきましょう!

後夜祭

後夜祭はブルーバード劇場さんの隣のビルの地下で行いました

当初参加予定のなかった方も多く参加していただけて、追加食料の買い出しもありました

その後は、参加者がそれぞれの「推し店」をプレゼンし合い、街へ繰り出す2次会へ

私はカレーに惹かれて Route 10 へ

異国のような店内に、凛としたバーテンダーの皆さん

四角く切り分けた甘いナンを、スパイシーな本格カレーにディップ、そしてそこに合わせるワイン

芋けんぴも、チーズも、フルーツも

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多様性が混ざり合う、別府を象徴するような素敵なお店でした

大人の遠足

大人の遠足はハイエースを借りて県北を回りました

中野酒造

最初は日本酒「ちえびじん」の中野酒造さん

地元の米、水、そして精米歩合70%にこだわって製造されているそうです

他との差別化、ブランディングにかなり力を入れています

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試飲では、まず「仕込み水」をいただきました

土地の特徴から、山のミネラルと海のミネラルの両方を含んでいるとのことで、「水」の時点で美味しいと感じました

そこから全国販売しているひらがなの「ちえびじん 純米酒」と九州限定、漢字の「智慧美人 純米酒」、さらに「ちえびじん ドルチェ」と「ちえびじん 紅茶梅酒」まで、試飲だけでほろ酔いになりました

個人的には紅茶梅酒が美味しかったです

家族へのお土産に保湿クリームを購入しました

純米酒粕濃厚チーズケーキも日本酒の香りがして美味でした

2026年3月29日(日)には「ちえびじん桜飲祭(おういんさい)2026」が開催され、全国から人が集まるそうです

バスが出ていてハンドルキーパー不要なのは良いですね

宇佐神宮

2、3回は来ている宇佐神宮ですが、改めてガイドさんに解説されると、知らなかったことだらけでした

御神輿の発祥であったり、建国にも関係していたり、ここまで多くの人が訪れる理由が分かりました

そして、参加メンバーが一回500円の福みくじを引いたところ、まさかのスイッチ2当選という奇跡が!

こんなに早くご利益が出るとは

辛島虚空乃蔵

むぎ焼酎「いいちこ」で有名な三和酒類さんが、お酒を体験する施設として運営しています

公式サイトから引用

蔵出しの日本酒や初挑戦となる発泡酒を味わうことができ、「識る・感じる・愉しむ」の体験を通して、酒づくりの文化や発酵の魅力を身近に感じていただける施設です。

お酒やモクテル(ノンアルコールのカクテル)と一緒に美味しい食事を楽しみました

安心院ワインとアボカド、エビのホットサンド

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文殊仙寺

「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文殊菩薩を本尊とするお寺です

学問、知恵の神様ということで、受験シーズンにはたくさんの受験生が訪れます

辿り着くまで倒木、落石だらけの山道を車で抜けて(特殊なルートを走ったせいです。帰りのルートは安全でした)、

数百段の階段を登ってようやく辿り着きました

文殊仙寺.png

「食べると賢くなる羊羹」が売られていましたが、残念ながら売り切れでした

帰り道

最後に別府まで帰ってくる途中、 SHONIN PARK の脇を通りました

おしゃれなお店が立ち並び、西海岸のような雰囲気

スケートボードやバスケットボールの設備までできています

たくさんの若者が遊んでいて、「高齢化が進む日本の地方都市」とは全く違う光景

いつの間に、、、?

空港との行き来だけでは見逃していたものをたくさん発見しました

まとめ

温泉は、50年前の雨水が土の中の様々な成分と混ざりながら地下に染み込み、長い時間をかけて湧き出てくるそうです

コミュニティイベントにおいて「つながる」は重要なキーワードですが、今回のCLS別府を通じて感じたのは、 「つながる」よりも「混ざる」 という感覚でした

土も水も、過去も未来も、海も超えて

全てが別府という器の中で混ざり合い、熱を帯びて、新しい何かとして湧き出してくる

そんな力があるこの場所で、CLSを続けていく意味を強く感じた 3 日間でした

参加された皆さん、運営メンバーの皆さん、支援していただいたたくさんの方々、本当にありがとうございました!

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