はじめに
2025年9月6日、長崎県大村市で開催されたCLS出島#2に参加してきました
オシャレな図書館での開催
まさかの50分アイスブレイク
そのぎ茶の体験会
変面ショーが始まって、その衣装のままトークセッション
などなど、最初から驚かされ、CLS出島ならではの独自色に満ちたイベントでした
「ブランディング」 について学び、考えることができたと思います
イベント自体も、イベントの内容も、全体にブランディングが行き渡っているのを感じます
自分自身もブランディングをしていかないといけないですね
#0、#1のイベントレポートはこちら
経緯
実は#1には運営メンバーとして大分からリモート支援しており、#2も当初はお手伝いする予定でした
しかし、予想もしなかったことが起こります
いろんな歯車が噛み合った結果、CLS別府の開催が決定
大分メンバーは出島から離脱し、CLS別府の準備に取り掛かることになりました
CLS別府#0のイベントレポートはこちら
無事CLS別府#0が終了した後、今回完全なゲストとしてCLS出島#2に参加しました
書けるようになるnote勉強会
前夜祭から楽しむため、前日の9月5日から長崎入り
前夜祭の前に開催される「書けるようになるnote勉強会」にも参加してきました
会場はコワーキングスペースの coto 大村アーケード店
「窓」で別府から覗いたこともあったので、以前から行ってみたかった場所です
勉強会では「note の大事にしているもの」を感じることができました
他の SNS やブログサービスとは全く違う価値観で仕組みが成り立っていて、はじめて note のことが「こういうサーボスだったのか」と理解できました
Qiita ばかり書いていますが、 note も書いてみたいと思います
前夜祭
地元で人気のお店、鳥千代さんで前夜祭
さすが地元民が推すお店で鳥も魚も美味しかったです
大皿のお刺身が一人分ずつ分かれて取りやすくなっていたのに感心しました
「推せる」まちづくりのススメ
CLS本編開始前の午前中に同会場で開催された勉強会にも参加してきました
岡山史興さんが「みん営」という仕組みで運営している「保育料ゼロ」の学童保育「fork」の事例を通して、人を巻き込むとはどういうことなのか、を学びました
会場に来ていた地元の方のコメントで「応援する、ではなく一緒にやる」というのが印象に残りました
応援してもらう、巻き込んで一緒にやってもらうために、なぜこの取り組みが必要なのか、誰に何を届けるのか、を明確化するのはCLS別府でもやっていかないといけません
会場
今回の会場は長崎県大村市ミライon図書館
入ってすぐ、上に広がる空間が非日常感でワクワクさせてくれます
閉架図書も合わせると180万冊という規模で、ちゃんとプログラミングElixirも置いてありました
一番奥には、子供が絶対に喜ぶ team Lab の常設展示も
図書館内のカフェ OLIMAMA さんのトルコライスで開催前の腹拵え
本編
会場に入ってすぐ、お茶、地方創生、マーケティングと今回のテーマに沿った本が並べられていました
すでにストーリー作りが始まっているなあ
今回のテーマは「まずは同じテーブルにつこう」
会場レイアウトも最初からグループ毎にテーブルを囲むようになっていて、オリジナルタンブラーにお茶を入れて配っています
テーマも会場も構成もゲストも、かなり参謀が練っているのを感じます
アイスブレイク
まさかの 50分間のアイスブレイク 「ワクワク島」が始まりました
「全部溶けるわ」というツッコミが耳に残っていますが、この構成はすごく良かったと思います
今までのCLSとは違うサプライズで、かつ「体験」と「対話」が自然に組み込まれていて見事です
後夜祭で「子供を連れて来れるCLSというのもアリでは」という意見も聞きました
各地のCLS毎にそういう色が出てくるのは凄く楽しみです
LT
アイスブレイクからキレイに繋がるように、そのぎ茶を作っている中里茶農園さんのLT
アイスブレイクでお茶をいただいているので、そのままその生産者さんの話が聞けるのは凄く良かったです
そしてワクワクハンター柳さんのLT
これもアイスブレイクで自分たちが体験したことなので、「ワクワクの達人」もスッと入ってきます
最後のLTはミライon図書館館長、加藤さん
空港から降りてすぐ、誰でも学べる図書館がある
街作りを図書館が考えているというのが素敵です
大村が住みよい街と言われるのも納得ですね
余談ですが、ジョイフルも資さんうどんもあるので、九州人はすぐにも移住できそうだと思いました
トークセッション
壮大な音楽とともに変面師が登場!
株式会社 Clan co.(クランカンパニー)の小林さんが格好いい変面を披露して、そのままの衣装でトークセッションに入りました
CLS出島をキッカケに、変面とトークセッションの「国境ゼロ」イベントを開催
CLSが「次の一歩」になった好事例でした
パネルディスカッション
キャントウェイトの平松さん、HUMMINGBIRDの小畑さん、沢野さんが「ブランディング」とは何か、を話してくれました
今回のCLS出島は 「ブランディング」 も大きなテーマになっていました
前日、午前中の勉強会からも繋がっていて、「発信していくこと」「それにちゃんと応えること」が組織でも、個人でも信頼になり、ブランドになるのだと感じます
「私はこれができる、これが好きだ、これがやりたい」というのを発信して、「〇〇なら若林だな」と言われるようになりたいと思いました
ワークショップ
午前の勉強会で講師をしていた岡村さんと、変面師の小林さんが再登場
「やって生きるか、やらずに死ぬか」
そう思えることが既に強いなあと思います
やらなきゃ死ぬのに、そのままズルズル死に近付いていくことの方が多いだろうと
そして、やはり CLS のコアはワークショップだと思っています
必ず「あなたは次にどうする」と自分ごとにしてくれるのが CLS らしさ
ワークショップは岡山さんがインタビューする側、小林さんがインタビュー受ける側でまず実践し、その後参加者同士のペアで実践しました
先に前で実践してくれていたので、参加者が実践するときも分かりやすく進行できていたと思います
自分の強みを「他の人には難しい」「他の人に理解してもらいやすい」という2軸で配置しましたが、見事に私の強みは「他の人には難しいけど理解してもらいにくい」か「他の人も簡単にできるが理解してもらいやすい」に集中してしまいました
ポートフォリオを見直すか、「理解してもらいやすくする」努力が必要ですね
クロージング
CLS別府の宣伝をしてきました!
(他のCLSは撮るのを忘れていました)
交流会
交流会は地元の四季菜さんで行われました
昔ながらの宴会スタイルが味わい深かったです
交流会自体が「後編」という位置付けで、 LT を7本もやっていました
「お酒が入った状態で、間違いなくみんな時間をオーバーするだろうという中で、果たして7本もできるのか?」
と心配しましたが、10分を残して全 LT 見事に完走していました
全員それぞれのストーリーを持っていて、ブランディングできていて、応援される人、巻き込みできる人はこういう人なんだな、と改めて感じました
DAO や副業など、様々な働き方を創り出しているのにも感心しました
まとめ
大分への帰路、「今回はプレーリーカードを全然使わなかった」という話題になりました
一枚あれば、スマホにかざすだけで名刺交換できる、しかも会話の取っ掛かりにもなるのでいつも重宝していますが、今回はずっと「CLS別府の紙名刺」ばかり配っていました
この名刺の何が良いかと言うと、一目で「伝えたいことが伝わる」ことです
「温泉が有名な別府で CLS が開催される」
「第0回は既に開催されていて実績がある」
「次の第1回は2026年1月17日」
「私は CLS 別府の運営メンバーである」
そして、裏に自分の氏名とWebサイト、LINEオープンチャットのQRコードが印刷されています
これさえ出せば、CLS出島に来ている人(既にCLSを知っている人)に対しては全てが伝わります
この名刺を企画、デザインした平野さんの見事な手腕に改めて脱帽しました
こういうことの積み重ねがブランディングであり、自分を伝えることで相手を巻き込む力になるのだと思います
今回、CLS別府は新たな仲間を巻き込むことができました
引き続き、ブランディング、巻き込みに力を注いでいきます