はじめに
2024/6/15(土) に JBUG 大分のイベントを開催しました
プロジェクトテーマパークを皆で遊び、「プロジェクトあるある」で大いに盛り上がりました!
前日には JAWS-UG 大分も開催しました
JBUG とは
JBUG は Backlog のユーザー会です
プロジェクト管理・タスク管理ツールである Backlog のユーザーが集まることで、プロジェクトマネジメントのノウハウを共有し、学びます
プロジェクトテーマパークとは
協力して テーマパーク開園プロジェクトを進行するボードゲームです
プロジェクトメンバーとして 全員で相談しながら 見積もりと建設を繰り返し、アトラクションを作っていきます
協力型 のゲームであるため、自然とコミュニケーションが増え、参加者が仲良くなります
チームビルディングにピッタリのゲームです
詳細なルールは公式ブログを参照してください
ゲームのプロが作っているため、シンプルにボードゲームとしての完成度が高いです
デザインも非常に可愛く、「学ぶため」じゃなくても普通に楽しく何度もプレイしたくなるゲームになっています
会場
株式会社オーイーシーの新社屋 「未来の杜 Play Field」 カフェテリアで開催しました
新社屋はイベントで毎回オシャレと高評価です
日中だと外からの光が結構邪魔なので、次に使う場合は日除のようなものを準備しようと思います
当日の進行資料
タイムスケジュールをガントチャートにしてみました
杉山美鈴さん登壇「プロジェクトテーマパークを人材育成に活用した話」
イベントの最初は美鈴さんの登壇です
題材が「テーマパーク」になっており、IT業界以外の人でもみんなが楽しめます
IT業界の人としても、生々しくなりすぎないのが良い感じです
事例として社員研修や大学での授業などが紹介されました
私も実際にプレイしてみて、すぐに全社員にやってみてほしいと思いました
お試し
最初は練習のため、3ヶ月だけやってみました
プロジェクトテーマパークは最大5人が1チームになってプロジェクトに挑みます
今回は 5 人 x 4 チームでプレイ
まずはプロジェクトメンバー各人にランダムな役割を当てます
私の役割は NEWBIE = 新人になりました
この「役割」も非常に良くできていて、プロジェクトマネージャーやエースだけでなく、完璧主義者、鉄人、マイペース、愛されキャラなど、あるあるなメンバーが可愛いイラストで登場します
「新人でないと建設しにくいアトラクション」などがあるのも面白い
お試しプレイの初期状態
ジェットコースターやサーカスなどのアトラクションが並んでいます
そして私たちのチームの結果は、、、
見積もりフェースで「今月建設できる」と宣言したアトラクションを建設できなかった場合、信頼が減っていきます
私たちのチームは「ワンチャンこれ行けるのでは?」というバクチで、全くバッファのない見積もりをしてしまい、見事に2ヶ月連続建設失敗
3ヶ月目を迎えることなくゲームオーバーになりました
これにより、私たちは 「堅実に見積もらないと信頼を失ってすぐにゲームオーバーになる」 という教訓を得ました
このように 失敗できる こともゲームの良いところです
現実では失敗できないようなことを、ゲームで失敗して反省しておくことで「身に沁みた学び」になります
本番
反省後、改めて本番開始です
どのチームも真剣に話し合いながら進めています
やればやるほど、本当によくできたゲームだと感心します
バランスが見事なので、毎フェーズ議論が白熱し、サイコロを振る手にも力が入ります
しかも上手く現実のプロジェクトとリンクしていて、「見積もりの大切さ」「先々を見据えた実装順序」「計画的な有給取得」「バッファの重要性」などなど、改めて痛感することだらけ
特に「プロジェクトマネージャーが 気を配る ことの有効性」が上手くゲームに反映されていて驚きました
プロジェクトマネージャーは数字だけでなく、メンバーのやる気を見て動かないといけません
しかも自分自身がキッチリ休みを取ることも大切です
プロジェクトマネージャーが休んで得た「やる気」をいかにメンバーに配るか、が特に私たちのチームでは決め手になりました
お試しではゲームオーバーになりましたが、本番では見事にクリア!
最後まで手に汗握る展開で、本当に市販されていたら即買いのゲームです
本来であれば結構クリア自体が難しいゲームなのですが、 JBUG 大分ではまさかの全チームクリア!
皆のマネジメント力の勝利です!
ヌーラボ脇元さんのLT「Backlogでシンプルにプロジェクトマネジメント」
Backlog はプロジェクトマネジメントの要素が必要十分に揃っています
「あえてシンプルにしています」 という言葉が力強い
シンプルだからこそ、多くの人に使われているのだと感じます
キーワードマーケティング竹本さんLT「もう手放せない!素晴らしきBacklog!」
ユーザーとして Backlog を活用した話をしてくれました
Backlog を活用することで業務の効率が上がり、ミスも減り、売上もどんどん上昇と良いことづくめの話でした
Google フォームとの連携が上手く、「うちでもやってみたい」と思わせるLTです
ヌーラボJoonasさんLT「Backlog & Feedback」
ヨーナスさんのフィードバックに関するLTです
日々UI改善をやっている身としても、フィードバックを大切にする社風が素晴らしいと感じました
LT後の質疑応答で早速フィードバックを傾聴するヨーナスさん
この後の懇親会でもたくさんフィードバックが出て、その度にメモしていた姿が印象的です
このようにユーザーから直接フィードバックが得られるというのも、コミュニティの良さですね
懇親会
そのままカフェテリアで懇親会です
K.Lab.Deli さんのオシャレなオードブル
どれも最高に美味しく満足でした
ほっともっとさんの「間違いない」オードブルも大人気
協力してくれた運営メンバーもありがとうございました!
まとめ
「プロジェクトの難しさ」と「プロジェクトの面白さ」どちらも詰まったプロジェクトテーマパークは最高のボードゲームでした
この体験は、本当に全社員に届けたい!