はじめに
2025年8月2日(土)に CLS別府 #0 を開催しました
公式サイトより引用
CLSがいよいよ別府に!
コミュニティ・リーダーズ・サミット(CLS)は、地方の課題をコミュニティの力で解決することを目的とした体験型イベントです。2018年に高知から始まり、全国に広がっています。そして2025年、いよいよ別府で開催。
まずは多くの方にCLSの雰囲気を理解して頂くため”0会”を開催いたします。
CLS は地域で頑張っている人や、コミュニティのリーダーとして活躍している人たちが集まって繋がり、課題解決を加速させます
私は過去、高知に2回一般参加、出島(長崎)に2回運営サポートとして参加してきました
そしていよいよ、今回は大分県の別府で CLS を開催しました!
運営メンバーとして参加できて、本当に良かったと思います
あくまでも #0 は練習、プレオープンみたいなものですが、それでも約40名もの参加者が集まり、大いに盛り上がったので、イベントレポートを残しておきます
過去の CLS イベントレポートはこちら
開催概要
日時:2025年8月2日(土)13:00-17:00 (17:00〜懇親会)
会場:レンガホール2階(別府市末広町1-3)
参加費:無料 / 懇親会費:¥3,000(現地払い、現金払いのみ)
レンガホールは昭和3年(西暦1928年)に建設された登録有形文化財です
2階は非常に広い空間ですが、レンガだからか断熱性が非常に高くエアコンがよく効いていました
素晴らしい設備を貸していただいた B-biz LINK さん、ありがとうございました
準備中、すぐ近くの友永パン屋さんで腹ごしらえ
オープニング
末崎さんの挨拶で開会しました
まずは平野さんの「CLSって何?」という話から
「地域課題の解決」がテーマで「地域社会に役立ちたい」という人たちが集まっているので、怪しい商売をするような人は寄り付きません
「行動する」 というのが CLS の一つの肝だと思っています
話を聞いて終わり、というような勉強会ではなく、 必ずワークショップで何かアクションを起こす
そこから動き出すからこそ、 「きっかけはCLS」 というキーワードも生まれています
パネルディスカッション①「CLSの熱を伝える」
最初のパネルディスカッションは、 CLS の運営や常連メンバーが、その熱を伝えてくれました
- CLS 出島を立ち上げた古地さん
- それに巻き込まれた大島さん
- どこの CLS にもいつも居る神さん
「同じ釜の飯を食う」
CLS 常連の神さんから出たキーワードです
「コミュニティに求めるものはコレだ」という人も多いでしょう
異業種、他地域の人同士でも、同じ釜の飯を食えば話せるようになります
個人事業主の人や、会社内でも特異な人にとって、コミュニティは大事な繋がりの場です
「巻き込み」 は重要ですね
企業のような「命令」ではなく、イベント等でたまたま知り合った、たまたま紹介された人を「面白そうだからやってみる」と言わせて巻き込んでいく
「自分でやると言ったからには」ということで、巻き込まれた人も自ら動いて、更に別の人を巻き込んでいく
最後はキレイに時間内に収めて、次のセッションへ
パネルディスカッション②「コミュニティが人生を変えた」
次は大分、佐賀、福岡など九州で主に IT 系コミュニティに携わる3人の登壇
- Elixir コミュニティの私、若林
- CoderDojo 久留米 や 福岡 Tech Women Community を主催する美鈴さん
- JAWS-UG を始め、様々なコミュニティの運営で活躍するアベタク
それぞれ全く異なる経緯でコミュニティに入っていきましたが、いつの間にかドンドン楽しくなって、人生の一つの軸にまでなっていました
「巻き込まれる力」 も大事なのかな、と思います
「ちょっと登壇してみない?」「ちょっと運営の手伝いしてみない?」と声をかけられること、そしてそれに応えること、それも一つの力です
「巻き込む」人は強いですが、同じく「巻き込まれる」人も強い
碇谷さんの見事なコントロールにより、完璧な時間で終了しました
パネルディスカッション③「別府で活躍している挑戦者たち」
最後のパネルディスカッションは「別府で活躍している挑戦者たち」
- 別府「日曜日のマルシェ」を運営している樹下さん
- 湯治宿「七日一巡り」の太田さん
- 別府の一休こと、花田さん
別府を盛り上げている実践者の話に全員興味津々、聴き入りました
「同じ釜の飯」ならぬ「同じ湯の中」というキーワードが出てきました
別府ならではの言葉で、とても素敵ですね
パネラーの御三方は「別府をこうしていきたい!」という思いが強く、それでいて地道な活動をされていました
地道に行動で示していく、ということの重要性を改めて感じます
WAKUWAKU ワークショップ
CLS 名物、ワークショップの時間です
今回は坂本さんが見事なワークショップを作ってくれました
「自分の課題」をまずは付箋にドンドン書き出してもらいました
こういうワークショップでは中々手が動かず硬直することも珍しくありません
しかし、さすが「地域課題」に興味を持ってくれている人達です
それぞれ7、8個出てきていて、配っていた付箋が足りなくなる事態に
慌てて追加の付箋を配り歩きました
チーム内でのディスカッションでも大盛り上がりで、まるでお祭りのような喧騒に包まれます
こんなに盛り上がっていれば、これはもう大成功です
付箋を配りながら、ついニヤニヤ笑みが溢れてしまいました
クロージング
時間の都合で最後まで参加できなかった人もいましたが、たくさんの人が楽しんでくれました
記念撮影では、全員で温泉ポーズ
最後に次回予告です
次回、本番の #1 は 2026年1月17日ですので、是非、みなさんご参加ください!
懇親会
野田商店の巻き寿司などを囲んで、レンガホールで懇親会も実施しました
2次会は銘銘でしたが、私たちは別府ブルワリーへ
湯あがりピルス、湯けむりヘイズ、かぼすセゾンなど、オリジナルクラフトビールを楽しみました
3次会は Beppu Spirits Bar LAMP へ
普段はお酒を飲まないので、入門編のジンをいただきました
お酒について一つ一つストーリーを語ってくれるので、楽しく味わって飲めました
まさかお酒に牡蠣が入っているとは
まとめ
手探りで始めたCLS別府ですが、盛大に盛り上がって、次回もたくさんの人が集まってくれそうです
ワークショップでみんなが笑顔で語り合っていたのが最高でした
新しい運営メンバーも勧誘できたので、大成功と言って良いでしょう
大分県にはまだまだ面白い人がたくさんいると思うので、引き続き、巻き込んで、巻き込まれていきたいと思います