はじめに
先日 2024/3/22 JBUG 大分 #0 キックオフを開催しました
私は Classmethod の平野さんから声をかけていただき、運営に参加しています
平野さんのイベントレポートはこちら
開催までにやったこと
私はとにかく社内で宣伝に努めました
幸い、社内勉強会を何年もやっているため、社内での知名度は高いです
特に今回のイベントは「プロジェクトマネジメント」がテーマなので、技術に限定されません
Elixir や AWS とは縁遠い人でも、誰でも参加して、自分の話をすることができるコミュニティです
その甲斐もあって、何名か参加してもらうことができました
後は進行スライドを用意したくらいです
何気にこう言う作業は好きです
(センスがあるかどうかは置いておいて)
平野さん登壇: JBUG 大分の目指すところ
平野さんから、JBUG大分を通じて、大分の頑張っている人たちをつなげたい、というメッセージが伝わりました
まだコミュニティについてよく知らない方、コミュニティ自体に初参加の方もいて、今回のメッセージが大分に広がっていけばいいな、と感じました
お隣福岡と比べるとどうしてもコミュニティが少なく、そのためにまだまだ人が繋がれていないのが大分の現状だと思います
これから県内の頑張っている人、面白い人が企業や団体を超えて繋がり、さらに学生まで一緒になっていけば、これからの大分は明るくなりそうです
清家さん登壇: 決断するための勇気、そのためのBacklog
私も登壇した JAWS FESTA 2023 の運営で Backlog を使った事例が紹介されていました
少し舞台裏が見えたようでワクワクすると同時に、やはりあれだけの規模のイベントとなると、運営も大変だっただろうなと感じました
特に重要だと感じたのは 「全体進行の場でもBacklog課題ベースでの議題進行に変更」 した、と言うところです
Backlog などのツールを使うとき、単に「ツールを使う」だけでは、メンバーは「なんとなく入れているだけ」で、どんどん形骸化していってしまいます
きちんとそれを定例会の中心に据えて使うことで、「ツールを使う」動機付けをしっかりした、という点が非常に参考になりました
また、「感情」も含めて Backlog で共有・把握することで正しい決断ができる、という点も面白かったです
以前参加した「プロマネチョットデキル」というイベントでも、「プロジェクトメンバーが各人の役割をこなしていれば、マネジメントは必要ない。しかし、人間には 感情 があるために、その通りにはいかない」と言う話題が出ていました
感情を汲み取るために Backlog を活用している、という話はどんな現場でも使えそうです
全体を通しての感想
思った以上に多くの方が参加してくれました
今までは土日のイベント中心でしたが、(私もそうですが)週末は家族と過ごす人も多いことを考えると、平日夜の方がいいのかもしれません
これからアンケートの結果を運営で眺めて、次回の作戦会議をする予定です
多くの人が参加しやすく、話しやすく、主役になれるようなコミュニティを目指していきます
次回以降や他のJBUBイベント情報はこちら
余談: なぜ JBUG 大分に運営として参加したか
ざっくり、コミュニティ遍歴と共にまとめてみました
業務で Elixir を使う
|> 山崎先生と宇宙関連のお仕事をする
|> 山崎先生が Elixir で AI を動かすためのモジュールについて勉強会をするらしいので参加してみる
|> Elixir コミュニティで他にもイベントがあるらしいので参加してみる
|> 業務で使っているし、せっかくなので登壇してみる
|> 発展中の Elixir ではいくらでも「試してみること」「書くこと」があり、面白いので Advent Calendar 2022 で大量投稿しはっちゃける
|> 地元大分にも技術コミュニティがないか探してみる
|> ほとんど活動しているコミュニティがない、、、
|> 唯一イベントを開催していた JAWS UG に Elixir を引っ提げて参加してみる
|> 面白い!けど、会場や参加者の募集など、色々課題を抱えている
|> 私なら色々助けられそうでは?(地元大分では大きいIT企業所属)
|> 運営側としてイベントに参加する
|> Elixir コミュニティの繋がりから、国際カンファレンスに登壇する
|> Elixir コミュニティではオーガナイザーにもなる
|> 全国イベント JAWS FESTA 2023 に登壇する
|> 社内では、会社の規模が大きくなるとともにプロジェクトマネジメントの課題が出てきている
|> 自分はプロジェクトマネージャーではないが、プロジェクトがうまく回ってないと結果困るのは自分なので、社内のプロジェクトマネジメント改革に手を挙げる
|> 社内の視点、力だけでは限界がある
|> 渡りに船で平野さんから「JBUG大分を立ち上げたい」と言う話を聞く
|> やるっきゃない!
たまたま業務で AI をしていたことで Nx の勉強会に繋がり、
たまたま大分のイベントを探したことで JAWS に繋がり、
たまたま社内のプロジェクトマネジメント改革に手をつけたところで声がかかった
という、偶然ばかりのようで、AI・Elixir・AWS・マネジメントは全て業務で使ってきたものなので、どれも必然的に繋がったのだと思います