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MotionBoardのPowerPointレポート機能を使おう

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最初に

MotionBoardは綺麗でわかりやすいグラフや画面を作ることができます。



綺麗な上に、動いたりもします。
気になる人は下記リンクをクリックしてください。体験デモもできます。
MotionBoard 体験デモについて(公式HPより)

【MotionBoardとは】

様々なデータソースからデータをあつめ、1つの画面上で統合するMotionBoard。
クラウドサービスとの接続もでき、チャットツール送信もできるのでとてもおもしろいです。

※キャプチャはウイングアーク1st社のホームページより抜粋
ウイングアーク1st株式会社 MotionBoard

しかしそれだけではなく、こういったダッシュボードの情報をExcelやPowerPointに出力できるのです。
それもお手軽に。
(注意:オンプレMotionBoardをご利用の場合は帳票出力オプションが必要になります)

Excelレポートの機能を見たい場合はMotionBoardのExcelレポート機能を使おうをご覧ください。

たとえばこのようなダッシュボードがあります。
コンビニなどの小売店の売上データを全国規模で可視化したものです。
2020-10-18_22h58_09.gif

右上にあるPowerPoint出力ボタンをクリックしたら、PowerPointがダウンロードされました。
PowerPointを開いてみるとチャートがきれいに配置されたPowerPointレポートが見れました。
image.png

Excelと違い、二次加工要素はないのですが、一発で綺麗なレポートを出したい場合は、
PowerPointレポートがオススメです。
さっそくやり方を見てみましょう。

つくりかた

まず用意するのはPowerPointのテンプレートです。
本機能の仕組みは簡単で、パワポで見映えを作っておいて、何ページ目に何のチャートをどのような大きさで配置するかを決めればよいのです。
たとえばサンプルで作りましたレポートはこのような形です。

image.png

順に解説をしていきましょう。

タイトルにある
${売上金額:年}は検索条件の値を出力しています。
アイテム管理の中で、売上金額チャートがあります。こちらの検索条件項目である"年"で絞り込んだデータが"2015年"なので、そのままパワポのタイトルとして出力されます。
image.png

詳細はマニュアルのこちらに記載があります。
マニュアル 検索条件タグ

${DATE}はMotionBoardのシステム変数から、本日の日付を出力しています。
画像はシステム変数の設定値です。
image.png

そのあとは簡単です。
ここにチャートを出したいな、というところに図形を入れて、テキスト名の中でMotionBoardのどのチャートなのかを入力するだけです。
image.png

名前が一致していないと、MotionBoardが読み取ることができませんので、しっかりと内容を確認する必要があります。
命名規約などの詳細情報はマニュアルに記載があります。
マニュアル イメージタグ

今回の場合ですと、{geo:GEO}のgeoはGEOアイテムを出しますよ、という意味で、GEOはアイテム名となります。
image.png

うまく紐づけができますと、こんな感じで出力されます。
image.png

通常のチャートを出したい場合は{chart:アイテム名}です。
image.png

このようなPowerPointでのテンプレートを作成して、アクションボタンからPowerPointレポートを選択し、作成したテンプレートを登録します。
image.png

作業はこれで終了です。

おわりに

今のような簡単な工程でレポートを作成することができます。
ダッシュボードの中でフォントや色合いを調整すれば、より見栄えの良いレポートができます。

こちらとExcelレポートの機能を用いて、レポート作成の省力化が図れると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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