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🔍 審査官はQiita蚘事を匕甚した — ELYZA特蚱の審査蚘録を党郚読む

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Last updated at Posted at 2026-09-04

2026幎9月3日、ELYZAが「業務AIアプリをAIで䜜成する仕組み」で特蚱を取埗したず発衚し、X䞊で「範囲が広すぎる」「新芏性がない」ずいう批刀が集䞭したした。同瀟は同日倜にリリヌスを修正しお謝眪したしたが、批刀は収たりたせんでした。

この蚘事は、その特蚱特蚱第7759639号に぀いお、J-PlatPatで公開されおいる審査曞類を通読し、時系列に䞊べたものです。拒絶理由通知曞、意芋曞、拒絶査定、審査官ずの電話の蚘録、審刀請求曞、そしお4段階に倉化した請求項1。すべお無料で誰でも読めたす。

結論は曞きたせん。刀断できる材料が党郚そろっおいるので、読んだうえで各自が決めおください。 私が調べおいない範囲も明蚘したす。

なお私は匁理士でも匁護士でもありたせん。この蚘事は法的助蚀ではありたせん。


察象の特蚱

項目 倀
特蚱番号 特蚱第7759639号JP7759639B1
発明の名称 アプリケヌション開発システム、方法及びプログラム
出願番号 特願2024-223775
出願日 2024幎12月19日
蚭定登録日 2025幎10月16日
特蚱掲茉公報発行日 2025幎10月24日
公開番号公開日 特開2026-108998  2026幎7月1日
請求項の数 12独立項は1・11・12
特蚱暩者 株匏䌚瀟ELYZA
代理人 匁理士法人アクセル特蚱事務所
審査官 今川 悟

登録日ず公報発行日は別の日付です。Google Patents が publication date ずしお出すのは公報偎の日付なので、混同するず埌述の異議申立期間の蚈算がずれたす。

そしおもうひず぀。蚭定登録が2025幎10月16日、発衚が2026幎9月3日なので、発衚は蚭定登録から玄10か月半埌です。


経過の党䜓像

たず流れだけ掎んでください。现郚はこの埌ひず぀ず぀芋たす。

日付 出来事
2024-12-19 出願
2025-01-16 審査請求早期審査に関する事情説明曞
2025-02-17 拒絶理由通知新芏性・進歩性・明確性、非特蚱文献送付曞×2
2025-04-15 手続補正曞意芋曞
2025-05-02 拒絶査定謄本送達
2025-05-22 電話 13:30〜15:20出願人偎から
2025-05-23 電話 10:50〜11:00審査官から
2025-05-27 拒絶査定䞍服審刀請求手続補正曞
2025-07-08 審査前眮移管
2025-09-30 特蚱査定審査前眮登録
2025-10-16 蚭定登録
2025-10-24 特蚱掲茉公報発行

拒絶理由通知曞には、こう曞かれおいたす。

この出願は、スヌパヌ早期審査の察象案件であり、通垞、この通知曞の発送の日から日以内に意芋曞又は補正曞が提出されない堎合には、スヌパヌ早期審査の察象倖ずなりたす。

通垞の早期審査ではなく、スヌパヌ早期審査でした。出願から2か月で最初の拒絶理由が届いおいたす。


出願圓初の請求項1

たず、2024幎12月19日に出願されたずきの請求項1です。

【請求項】
 入力事項に応じた出力結果を出力するアプリケヌションを開発するアプリケヌション開発システムであっお、
 少なくずも぀以䞊の制埡郚を備え、
 前蚘制埡郚は、
 前蚘アプリケヌションの内容を瀺す第テキストを取埗し、
 生成AIを利甚しお、前蚘第テキストに基づいお、前蚘入力事項に応じた前蚘出力結果を出力するプロンプトを生成し、
 前蚘プロンプトは、前蚘第テキストに基づいお生成された前蚘入力事項を含み、
 前蚘プロンプトを衚瀺する、
アプリケヌション開発システム。

芁玄するず「アプリの説明文を受け取り、生成AIでプロンプトを䜜っお、衚瀺する」です。

本件は蚭定登録の埌に、特開2026-108998ずしお2026幎7月1日に出願公開されおいたす。圓初の請求項1は、この公開公報でも確認できたすJ-GLOBALの掲茉情報にも公開番号・公開日・圓初請求項が茉っおいたす。補正の経過や意芋曞たで远うには、J-PlatPatの審査曞類情報を芋るこずになりたす。

なお公開日の2026幎7月1日は、プレスリリヌスの玄2か月前です。圓初クレヌムは、批刀が起きた時点ですでに公開されおいたした。


拒絶理由通知2025幎2月

起案は2月6日、発送は2月17日。適甚された条文は3぀です。

条文 内容 察象請求項
29条1項3号 新芏性 1-3, 6-7, 11-12
29条2項 進歩性 1-12
36条6項2号 明確性 1-12

新芏性に぀いおの認定

䞻匕甚文献は特蚱第7564601号株匏䌚瀟ニュヌロベむス、出願2023幎10月26日。自然蚀語の抂芁から䞭間プロンプトを生成し、そこからプログラムコヌドを生成する特蚱です。

審査官の結論はこうです。

しおみれば、請求項−、−、−に係る発明の発明特定事項ず、匕甚文献に蚘茉の発明の発明特定事項ずの間に差異はない。

よっお、請求項−、−、−に係る発明は、匕甚文献に蚘茉された発明であるから、特蚱法第条第項第号に該圓し、特蚱を受けるこずができない。

「差異はない」——進歩性がない、ではなく、新芏性がない先行文献に蚘茉された発明そのものずいう認定です。

匕甚された3぀の文献

文献 䜍眮づけ 圓おられた請求項
1. 特蚱第7564601号ニュヌロベむス 䞻匕甚文献 1-3, 6-7, 9-12
2. FIT2020 金融囜際情報技術展 資料2020-10-09 呚知技術を瀺す文献 4
3. Qiita蚘事2024-09-06 呚知技術を瀺す文献 5, 8

3番目はこれです。

生成でテスト䜜業芁件の品質評䟡→テストケヌス抜出→コヌド生成→実行→掞察たるっず自動化がスゎい2024幎09月06日什和幎月日怜玢p.1-14むンタヌネットURLhttps://web.archive.org/web/20240906162832/https://qiita.com/Jun96427231/items/8edc9fcc754396dbe2fb 呚知技術を瀺す文献

Qiitaに投皿された、UiPath Autopilot for Testers の䜓隓蚘事です。審査官はこれを、請求項5・8生成AIで第1テキストやプロンプトを評䟡する構成に察しお匕いおいたす。

匕甚文献特に、P.に瀺されるように、むンプットした芁件などから生成が芁件䞍足を指摘したり、改善提案などの品質評䟡をしおくれるこずを利甚する構成は呚知技術である。

怜玢日は什和7幎2月6日。Web Archiveのスナップショットたで特定しお匕甚されおいたす。

Webペヌゞは曞き換えられるし、消えたす。䞀方で先行技術ずしお䜿えるのは出願前に公衆が利甚できたものだけなので29条1項3号、「その日にその内容だった」を固定する必芁がある。URLに埋たっおいる 20240906162832 が、スナップショットの日時です。

匕甚されたスナップショットの日付2024幎9月6日は、本件の出願日2024幎12月19日より前です。ペヌゞ数たで振られおいるのは、Web䞊の蚘事を玙の文献ず同じ圢匏で匕いおいるためず読めたす。

匕かれた蚘事の珟物はこちらです匕甚されたのは2024幎9月6日時点のスナップショット。

明確性に぀いおの指摘

こちらが埌々たで残りたす。指摘は2点。

請求項には「アプリケヌションを開発するアプリケヌション開発システムであっお」ずの蚘茉があるが、「プロンプトを生成し」、「プロンプトを衚瀺する」ずいった構成のみによっお、アプリケヌションが開発されおいるずはいえず、請求項に蚘茉の構成だけでは、アプリケヌション開発システムによっおどのようにしおアプリケヌションが開発されるのかが日本語ずしおも技術的にも特定するこずができない。

䞀般的にテキスト等のデヌタであるず解される「プロンプト」自䜓が入出力の凊理を行うずいう構成に぀いお技術的に理解するこずができず、たた、それに䌎っお「プロンプト」が具䜓的に䜕を指し瀺しおいるのかが日本語ずしおも理解するこずができないため、請求項に係る発明を把握するこずができない。

芁するに「プロンプトを䜜っお衚瀺するだけで、なぜアプリを開発したこずになるのか」「プロンプトずいうテキストが、どうやっお入出力の凊理をするのか」です。


1回目の補正ず意芋曞2025幎4月15日

出願人は請求項1に構成Hだけを远加したした。

構成前蚘アプリケヌションは、ナヌザが入力した前蚘入力事項を含む前蚘プロンプトを前蚘生成AIに入力し、前蚘生成AIが出力した前蚘出力結果を衚瀺するアプリケヌションである

完成したアプリが実行時に䜕をするか、を曞き足した圢です。

そしお意芋曞で、匕甚文献1ずの違いをこう䞻匵しおいたす。

本願発明は、プロンプトを生成AIに入力しおその出力結果を衚瀺するプログラムコヌドが存圚するこずを前提に、生成AIに入力するプロンプトを生成するものであり、プログラムコヌド自䜓を生成しおいるわけではない。
これに察しお、匕甚文献に蚘茉された発明は、自然蚀語凊理モデルを利甚しお、プログラムコヌドを生成するものである。

「コヌドを䜜るのか、プロンプトを䜜るのか」が違う、ずいう䞻匵です。


拒絶査定2025幎4月28日起案

ここが分かれ目です。

この出願に぀いおは、什和 幎 月 日付け拒絶理由通知曞に蚘茉した理由によっお、拒絶をすべきものです。

理由3は明確性。理由1新芏性ず理由2進歩性は挙げられおいたせん。

したがっお、少なくずもこの拒絶査定では、理由1新芏性ず理由2進歩性は拒絶理由ずしお維持されおいたせんでした。この査定が根拠にしたのは、先行技術ではなく蚘茉の問題です。

これは「審査官が新芏性・進歩性を積極的に認めた」ずいう意味ではありたせん。この査定の理由ずしお挙げられなかった、ずいう蚘録䞊の事実です。

査定で維持された指摘は、次のずおりです。

構成によっおアプリケヌションの機胜が特定されたずしおも、䟝然ずしおアプリケヌション開発システムによっお圓該アプリケヌションが開発されるこずを圓業者が理解できるずはいえない。アプリケヌションであれば、CPU等のハヌドりェア資源を備えるコンピュヌタ䞊で実行され、ハヌドりェア資源に察する呜什文を含む゜フトりェアプログラムによっお構成される必芁があるが、請求項に蚘茉の発明では、第テキストを取埗しお、テキストデヌタであるプロンプトを生成しお、圓該プロンプトを衚瀺させる等の凊理を行っおいるだけであっお、構成等で特定されるアプリケヌションの機胜を実珟するために必芁なハヌドりェア資源に察する呜什文等が、どの凊理に察応しおどのように構築されおいるのかが理解できるように蚘茉されおいない。


審査官ぞの電話2025幎5月22日・23日

拒絶査定の埌、出願人偎が審査官に電話しおいたす。応察蚘録ずいう曞類に残っおいたす。

日時 発信 内容
応察1 5月22日 13:30〜15:20 出願人偎 拒絶査定の内容に぀いお確認したい。補正曞案の確認をしおほしい
応察2 5月23日 10:50〜11:00 審査官 補正曞案の内容等に぀いお心蚌を䌝えた

蚘録本文はこうです。

出願人偎は、審査官から拒絶査定の内容の説明を受けお玍埗し、その応察内容に沿った方針で補正曞案を怜蚎し、審査官に提出した。審査官は補正案の内容に぀いお、新芏事項の远加等には該圓せず、たた、明確性の拒絶理由が郚分的に解消されおいる旚心蚌を受けた。審査官は以䞋の通り補正の瀺唆等を行った。
・「アプリケヌションを開発する」を「プロンプトを開発する」ず補正するのではなく、「アプリケヌションの開発を支揎する」等の文蚀に補正されるず、明现曞の蚘茉に基づいお、よりシンプルな圢で拒絶理由を解消できる可胜性があるこず
・プロンプトの蚘茉に関する明確性の拒絶理由は、補正曞案の通りで解消される心蚌であるこず
・生成AIが生成した「前蚘プロンプト」に、ナヌザが入力した入力事項が含たれおいるかのように読めおしたう衚珟は避けた方がよいこず

応察蚘録には、出願人が持ち蟌んだ補正案も添付されおいたす。その請求項1の冒頭はこうでした。

ナヌザが入力した入力事項を含むプロンプトを生成AIに入力し、前蚘生成AIが出力した出力結果を衚瀺するアプリケヌションにおける前蚘プロンプトを開発するアプリケヌション開発システムであっお、

この案には「倉数ずしお」がありたせん。冒頭も「プロンプトを開発する」です。


2回目の補正ず登録請求項12025幎5月27日

審刀請求ず同日に提出された補正で、請求項1はこうなりたした。これが珟圚の暩利範囲です。

【請求項】入力事項に応じた出力結果を出力するアプリケヌションの開発を支揎するアプリケヌション開発システムであっお、少なくずも぀以䞊の制埡郚を備え、前蚘制埡郚は、前蚘アプリケヌションの内容を瀺す第テキストを取埗し、生成AIを利甚しお、前蚘第テキストに基づいお、前蚘生成に前蚘入力事項に応じた前蚘出力結果を出力させるためのプロンプトを生成し、前蚘プロンプトは、前蚘第テキストに基づいお生成された前蚘入力事項を倉数ずしお含み、前蚘プロンプトを衚瀺し、前蚘アプリケヌションは、**前蚘倉数に、**ナヌザが入力した前蚘入力事項を入力した前蚘プロンプトを前蚘生成AIに入力し、前蚘生成AIが出力した前蚘出力結果を衚瀺するアプリケヌションであるアプリケヌション開発システム。

審刀請求曞で、出願人はこの補正の根拠を明现曞段萜0047に求めおいたす。

プロンプトは、倉数ずしおの入力事項、入力事項の入力圢匏、出力結果の出力圢匏、入力事項から出力結果を生成する手順、参照情報などを含み、これらは第テキスト及び第テキストに基づいお生成AIにより自動的に生成される。

そしお補正の目的をこう䜍眮づけおいたす。

さらに、本補正は、明瞭でない蚘茉の釈明を目的ずするものである。

この埌、7月8日に前眮審査ぞ移管され、9月30日に特蚱査定。前眮審査での登録です。


請求項1の4段階

ここたでを1枚にたずめたす。

段階 冒頭 プロンプト生成 入力事項 実行時
圓初 2024-12-19 アプリケヌションを開発する 出力結果を出力するプロンプト 含み 蚘茉なし
補正1 2025-04-15 アプリケヌションを開発する 出力結果を出力するプロンプト 含み 構成H
補正案 2025-05-22頃 プロンプトを開発する 生成AIに出力させるための 含み 前文ぞ移動
登録 2025-05-27 アプリケヌションの開発を支揎する 生成AIに出力させるための 倉数ずしお含み 倉数にナヌザ入力を入れる

登録クレヌムでいちばん議論された2぀の限定は、どちらも5月23日の電話で審査官が瀺唆した内容に察応しおいたす。「開発を支揎する」は文蚀そのものが瀺唆されたもの、「倉数ずしお」は「ナヌザ入力が生成AIの䜜ったプロンプトに含たれおいるように読める衚珟は避けよ」ぞの察応です。


登録請求項1を構成芁件に分解する

暩利範囲を芋るずきは、請求項を「Aか぀Bか぀C 」に切り分けお読みたす。

構成芁件
A 入力事項に応じた出力結果を出力するアプリの開発を支揎するシステムであるこず
B 制埡郚が、アプリの内容を瀺す第1テキストを取埗するこず
C 生成AIを利甚しお、第1テキストに基づいおプロンプトを生成するこず
D そのプロンプトが、第1テキストに基づいお生成された入力事項を倉数ずしお含むこず
E そのプロンプトを衚瀺するこず
F 完成したアプリが、倉数にナヌザ入力を代入したプロンプトを生成AIに入力し、その出力を衚瀺するものであるこず

プレスリリヌスが䞊べおいた「入出力フォヌムの自動生成」「テストデヌタの生成」は、請求項2ず請求項9です。どちらも請求項1に埓属する項で、A〜Fを党郚満たしたうえでさらに条件が加わるずいう関係にありたす。独立項は1・11・12の3぀だけです。


で、自分のツヌルは抵觊するのか

特蚱䟵害の刀断では、 オヌル゚レメントルヌル構成芁件充足論 が原則ずされおいたす。請求項の構成芁件をひず぀でも満たさなければ、原則ずしお䟵害にはあたらないずいう考え方です。

「原則」ず曞いおいるのは䟋倖があるからです。文蚀䞊ひず぀倖れおいおも、均等論によっお䟵害ず評䟡されうる堎合がありたす。䟵害の刀断は請求項ず実装党䜓ずの察比で行われるもので、機胜の名前を突き合わせお決たるものではありたせん。

以䞋の衚は該圓・非該圓を刀定するものではありたせん。 自分の実装を請求項1ず突き合わせるずきに、どこを芋る必芁があるかの䞀芧です。

実装䟋 远加確認が必芁な点
自然蚀語からReactコヌドを生成するビルダヌ 完成アプリが実行時に生成AIぞ倉数入りプロンプトを入力するか
人間がプロンプトテンプレヌトを曞くツヌル プロンプトの生成䞻䜓が生成AIか
芁件文からAIが倉数入りプロンプトを䜜成・衚瀺し、実行時にLLMを呌ぶ 請求項1ずの察比が特に必芁
プロンプトを䞀切衚瀺しないツヌル 「前蚘プロンプトを衚瀺し」の充足
RAGチャットボットのビルダヌ 第1テキストからの生成、倉数、衚瀺、実行時凊理の党芁件

「コヌドを生成しおいるから倖れる」ずは蚀えたせん。 構成芁件Fが問うおいるのは、完成したアプリが実行時に䜕をするかです。コヌドを生成するビルダヌであっおも、生成されたアプリが実行時に倉数入りプロンプトを生成AIぞ送る䜜りなら、Fを満たしうる。逆にRAGのビルダヌでも、芁件文から生成AIが倉数入りプロンプトを䜜っお衚瀺する䜜りなら、該圓し埗たす。

意芋曞で出願人は「プログラムコヌド自䜓を生成しおいるわけではない」ず述べおいたすが、これは匕甚文献1ずの違いを説明する文脈での䞻匵であっお、抵觊刀断の基準ずしお曞かれたものではありたせん。

前提が2぀ありたす。

日本囜内の特蚱です。 特蚱暩の効力は囜ごずに及びたす。

「業ずしお」の実斜が芁件です。 特蚱法68条は「特蚱暩者は、業ずしお特蚱発明の実斜をする暩利を専有する」ず定めおいたす。特蚱庁の知的財産暩制床入門テキストは、「業ずしお」を「広く『事業ずしお』の意味であり、営利目的に限らず、公共事業、公益事業も含たれたす」ず説明しおいたす。非営利であるこずは、それだけでは安党圏を意味したせん。

䞀方で、同テキストは刀断基準に぀いおこうも曞いおいたす。

「業ずしお」の解釈に明確な説はありたせんが、䟋えば、個人的家庭的な実斜に぀いおは、「業ずしお」に該圓しないず考えられたす。

特蚱庁自身が明確な基準を瀺しおいない領域です。OSSずしお公開・配垃する行為がどちらに転ぶかを、この蚘事で刀定するこずはできたせん。

最終的な䟵害の成吊を刀断するのは裁刀所です。事業ずしお䜕かを䜜っおいる・公開しおいるなら、衚を芋お安心するのではなく、匁理士に具䜓的な実装を芋せお盞談しおください。


異議申立の期間に぀いお

特蚱異議申立特蚱法113条の期間は、特蚱掲茉公報の発行の日から6か月以内です。起算点は蚭定登録日ではなく公報の発行日です。

この特蚱の公報発行日は2025幎10月24日なので、期間は2026幎4月24日に満了しおいたす。発衚は2026幎9月3日でした。

残る手段は無効審刀同123条ですが、請求できるのは原則ずしお利害関係人に限られたす。


刀断が分かれそうなずころ

事実は以䞊です。ここから先は読む人によっお評䟡が割れる郚分だず思うので、論点だけ䞊べたす。

「新芏性がない」ずいう批刀に぀いお。 出願圓初の請求項1に察しおは、審査官が「匕甚文献1に蚘茉の発明ずの間に差異はない」ず認定しおいたす。䞀方で、䞖に出た登録クレヌムは補正を2回経たものです。批刀が向いおいた察象ず、成立した暩利範囲が同じものだったかどうか。

「明瞭でない蚘茉の釈明」ずいう補正の䜍眮づけに぀いお。 出願人はそう䜍眮づけ、審査官も新芏事項の远加には該圓しないず述べおいたす。同時に、この補正で「倉数ずしお」等の限定が加わっおいたす。蚘茉を明確にする補正ず、暩利範囲を狭める補正の関係をどう芋るか。

審査官の瀺唆に぀いお。 審査官が補正の文蚀を瀺唆するこずは、審査基準にも面接ガむドラむンにも䜍眮づけのある通垞の実務です。䞀方で、その結果できた文蚀が暩利範囲を決めおいたす。これを審査の質ず芋るか、別のものず芋るか。

プレスリリヌスに぀いお。 ELYZAは修正埌のリリヌスに泚蚘を入れおいたす。

※本発衚は、特蚱請求の範囲に蚘茉された具䜓的な構成に぀いお特蚱を取埗したこずをお知らせするものであり、生成AIによるプロンプト䜜成やAIアプリ開発䞀般を独占するずいう趣旚は䞀切ございたせん。

圓初のリリヌスは、請求項の具䜓的な限定を萜ずした芁玄になっおいたした。技術広報が暩利範囲をどこたで曞くべきか。

タむミングに぀いお。 特蚱掲茉公報の発行は2025幎10月24日で、異議申立期間は2026幎4月24日に満了しおいたす。出願公開は2026幎7月1日、発衚はその埌の2026幎9月3日でした。公開情報から、発衚時期の理由を刀断するこずはできたせん。


自分で確認する手順

この蚘事の内容は党郚、無料で誰でも確認できたす。

請求項を読む

いちばん速いのは Google Patents です。https://patents.google.com/patent/JP<番号>B1/ja で請求項ず匕甚文献が1ペヌゞに茉りたす。ただし非公匏のミラヌなので、確定情報は J-PlatPat で確認しおください。

J-PlatPat では「特蚱・実甚新案」→「特蚱・実甚新案番号照䌚OPD」→ 特蚱番号に 7759639 を入力したす。

審査経過を読むここが2段階ある

文献の画面から「経過情報」に進むず、手続が日付の䞀芧で芋られたす。「拒絶理由通知が出おいる」「補正曞が提出されおいる」たではここで分かりたす。

その先に審査曞類情報があり、拒絶理由通知曞・意芋曞・拒絶査定・応察蚘録・審刀請求曞・手続補正曞の䞭身そのものが読めたす。この蚘事の匕甚は党郚この階局のものです。

この2段階を混同するず事故りたす。 日付の䞀芧だけを芋お「補正で暩利範囲が絞られた」ず曞くのは、実際には比范しおいないこずを曞いおいるこずになりたす。私はこの蚘事の䞀次皿でそれをやりかけたした。

ずくに応察蚘録は、経過情報の日付䞀芧では「応察蚘録」ずしか出たせん。開いお初めお電話の䞭身が読めたす。特蚱のニュヌスで意倖性のある話は、だいたいこの階局に埋たっおいたす。

条文を確認する

e-Gov法什怜玢の特蚱法。この蚘事で匕いたのは68条業ずしおの実斜、113条異議申立、123条無効審刀です。

刀断の枠組みを確認する

新芏性・進歩性の刀断方法は特蚱庁の審査基準が公開されおいたす。制床の基瀎は知的財産暩制床入門テキストが無料で読めたす。


この蚘事が確認しおいないこず

  • 明现曞の党文党19頁は読んでいたせん。匕甚したのは審刀請求曞・意芋曞が匕甚しおいる段萜0045・0047・0097のみです
  • 匕甚文献1特蚱第7564601号の明现曞党文は読んでいたせん。拒絶理由通知ず意芋曞に曞かれた範囲での理解です
  • **匕甚文献2FIT2020資料**は珟物を芋おいたせん
  • 均等論の芁件ボヌルスプラむン事件最高裁刀決の5芁件は確認しおいたせん。この蚘事は均等論に蚀及するだけで、芁件の説明はしおいたせん
  • ELYZA Works の実際の実装が請求項1を実斜しおいるかどうかは、確認する手段がありたせん

参考リンク

AIの利甚に぀いお

この蚘事は、Claudeに䞀次資料の収集ず䞀次皿の䜜成を手䌝っおもらい、内容を確認・修正したものです。匕甚した請求項の文蚀、経過情報の日付、拒絶理由通知曞・意芋曞・拒絶査定・応察蚘録・審刀請求曞の蚘述は、すべおJ-PlatPatの䞀次資料で確認しおいたす。確認しおいない範囲は本文に明蚘したした。私は匁理士ではなく、この蚘事は法的助蚀ではありたせん。誀りがあればコメントで指摘しおいただけるず助かりたす。

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