今回の授業資料
また本日の授業のサンプルコード (以下で列挙したコードであるdic_sample.pyと前回記事 array_sample.pyを合算したpython3ファイル) を,まなBOXにアップしています.演習や授業の参考としてご活用ください.
辞書型
辞書型とは,キー : バリュー (値) の1対1対応で格納するデータ型
例えば,各クラスの学級委員の名簿を作るとしましょう.
キー | 1組 | 2組 | 3組 |
---|---|---|---|
値 | alfred | beck | charlie |
dic_sample.py
gakkyu_iin={
'1組':'alfred',
'2組':'beck',
'3組':'charlie'}
print(gakkyu_iin)
# → {'1組': 'alfred', '2組': 'beck', '3組': 'charlie'} と出力される
辞書内バリューの書き換え
キー | 1組 | 2組 | 3組 |
---|---|---|---|
値 | anna | beck | charlie |
'1組'の'alfred'を'anna'に変えたいときは 「変数の再代入」 のときと同様, **変数名[キー]**へ新たに代入したい要素(値)を再代入します.
dic_sample.py
gakkyu_iin['1組']='anna'
print(gakkyu_iin)
# → {'1組': 'anna', '2組': 'beck', '3組': 'charlie'} と出力される
辞書内に新たなキーバリューの追加
キー | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 |
---|---|---|---|---|
値 | anna | beck | charlie | daisy |
新たなキーバリューを追加する場合は,変数名[新たなキー]=新たな値という形で行う,イメージとしては,新たな変数を宣言し代入するようなイメージ.
dic_sample.py
gakkyu_iin['4組']='daisy'
print(gakkyu_iin)
# → {'1組': 'anna', '2組': 'beck', '3組': 'charlie', '4組': 'daisy'} と出力される
該当演習箇所
演習5
辞書型で自販機データを作ろう
その他の演習一覧は,授業ページの 【演習一覧】 成績評価に関わる演習問題 を参照してください.