今回の授業資料
また本日の授業のサンプルコード (以下で列挙したコードであるarray_sample.pyと次回記事 dic_sample.pyを合算したpython3ファイル) を,まなBOXにアップしています.演習や授業の参考としてご活用ください.
リスト
複数の値を代入したい時に使用.数字でも文字でも代入が可能.
例えば,名簿を作るとしましょう.
インデックス番号 | 0 | 1 | 2 |
---|---|---|---|
値 | alfred | beck | charlie |
array_sample.py
# 変数名 = [要素0,要素1,要素2, …]
name_array=['alfred','beck','charlie']
# ['alfred','beck','charlie']と出力
print(name_array)
# 要素0番目に代入されている'alfred'が出力される
print(name_array[0])
リスト内の要素の上書き
インデックス番号 | 0 | 1 | 2 |
---|---|---|---|
値 | anna | beck | charlie |
要素0番目の'alfred'を'anna'に変えたいときは 「変数の再代入」 のときと同様, **変数名[要素番号]**へ新たに代入したい要素(値)を再代入します.
array_sample.py
# リスト内の要素の上書き ※変数の再代入と同様
name_array[0]='anna'
print(name_array[0]) # → annaと出力される
リスト内の要素の追加
インデックス番号 | 0 | 1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|
値 | anna | beck | charlie | daisy |
同じリスト内に新しい要素を追加したいときは, 変数名.append(新しい要素/値) と記述します.
array_sample.py
# リスト内の要素の追加 append(追加したい値)
name_array.append('daisy')
print(name_array)
# → [‘anna’,‘beck’,‘charlie’,‘daisy’] と出力,daisyが追加されている.
リスト内の要素の個数を出したい時
リスト内に代入した値/要素の順番は,[要素0,要素1,要素2, …]と0からカウントするのに対し, 要素内の個数は自然数でカウントします!!
array_sample.py
##### 先述までのコード #####
# name_array=['alfred','beck','charlie']
# print(name_array)
# print(name_array[0])
# name_array[0]='anna'
# print(name_array[0])
# name_array.append('daisy')
# print(name_array)
##### 先述までのコード #####
# 上記踏まえ,リストの長さの値を取得
# 【記法】len(リスト型の変数名)
len(name_array)
# →name_arrayのリスト内の要素数を取得,今回は4と出力される.
書いたコードの実行
要編集!!!
コードの実行のためには,多少Linuxコマンドの知識が必要になります.今回は必要最低限のコマンドを使い,徐々に使い慣れるようにしていきましょう!
コマンド | Mac | Win |
---|---|---|
change directory | cd | cd/chdir |
該当演習箇所
演習4
リストの要素同士の計算
その他の演習一覧は,授業ページの 【演習一覧】 成績評価に関わる演習問題 を参照してください.
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