背景
仕事で使用するPCがMacからWindowsに変わった際に設定を変更してMacの使用感に近付けたので、行ったことをメモに残しておく。
環境
- Windows 10
- Happy Hacking Keyboard (HHKB) US配列
設定
最終的なゴールは以下。
- ◇にCtrlを割り当てる
- 左右の◇空打ちでIMEのON/OFFを切り替える
-
◇+Tab
でアプリケーションを切り替える(Alt+Tab
の代わり) -
Ctrl + Shift + z
でWindowsのCtrl + y
(Redo)が動くようにする
レジストリ
支給されているラップトップPCがJIS配列のため、PC自体のキーボードはJIS配列のまま、外付けキーボードのみUS配列と認識させる。
-
win + r
で「ファイル名を指定して実行」を開く -
regedit
を入力しOK -
LayerDriver JPN
を検索し、値をkbd106.dll
からkbd101.dll
に変更 -
OverrideKeyboardIdentifier
を検索し、値をPCAT_106KEY
からPCAT_101KEY
に変更 - 設定を反映するためPCを再起動
HHKB背面スイッチ
Windows用にHHKBの背面スイッチを変更する。最終的な状態としては以下の通り。
SW | 状態 |
---|---|
1 | ON |
2 | OFF |
3 | ON |
4 | OFF |
5 | ON |
6 | OFF |
-
SW1:ON
,SW2:OFF
にしてLite拡張モードにする ※Winを使うため -
SW3:ON
にしてDeleteをBSとして使う -
SW5:ON
にしてAltと◇(Win)を入れ替える
キーアサイン
MacのcmdとWindowsのCtrlを同等のキーとしたいので、ツールを使ってキーアサインを変更する。
キーアサインの変更にはKeySwapを使用する。設定内容としては以下の通り。
キー | 割当 |
---|---|
左Alt | 左Ctrl |
左Win | 左Alt |
右Alt | 右Ctrl |
- Macのcmdの位置にCtrlを割り当て
- 溢れた左Altを左Winに割り当て ※Winは右のみで頑張る
設定したら反映させるため再ログインする。
ホットキー
Macの使用感により近付けるため、AutoHotkeyを使ってホットキーを設定する。
※TODO:別途設定をアップする AutoHotkeyの設定ファイルはgithubに置いた。
参考サイト
WindowsでHHKB Professional2をMac風に使うための設定 | karakaram-blog
Windows環境でのHHKB Professional2設定(IME設定 + AutoHotkey + Vim) - てんてんのぶろぐ
Mac使いの僕がWindowsのHHKB pro2で設定しているキー配列 - codaMac.jp
WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った
ホットキー - AutoHotkey Wiki