説明しよう!
単体テストマトリクス表とは、一部のレガシー開発や大規模開発の現場などで利用されている、単体テストの条件や組み合わせを整理・管理するための表であ〜る。
最近のWeb系開発しか経験していない人は、
「そんなものあるの?」
と思うかもしれない。
あるのだ。
しかも現場によっては、今なお元気に生息している。
🤮何がつらいのか
誤解しないでほしい。
私は単体テストマトリクス表そのものを否定したいわけではない。
品質を担保するための、とても真面目な仕組みだ。
問題は、
条件を追加したり、削除したり、漏れがないか確認したり、修正したら影響範囲を確認するといったことを、人が管理することである。
どれも必要な作業だけど、人間の脳は(※少なくとも私は)こういう仕事が得意ではない。
「今どこ見てたっけ?」
「ここを修正したら他も確認しないと……。」
マトリクス表が巨大かどうかは、本質ではない。
組み合わせや漏れを、人間が管理し続けること自体がつらい。
そして最近、自分の中で一つ気付いたことがある。
自分で作ったマトリクス表は、まだ読める。
しかし、
他人が作ったマトリクス表はつらい。
「この条件だけ分けた理由は?」
「なぜここだけこのパターンがある?」
「この記号の意味は何?」
気付けば、表を読んでいるのではない。
作った人の思考を復元している。
レビューで疲れる理由は、これなのかもしれない。
AIの得意分野では?
ここで思った。
これ、人間よりAIの方が向いていないか?
AIは、
- 条件の組み合わせを作る
- 漏れを検出する
- 差分を比較する
- 影響範囲を洗い出す
こういう作業が得意だ。
一方、人間が本当に考えるべきなのは、
「このテストは本当に必要か?」
「仕様として妥当か?」
ということだ。
人間は考え、AIは管理する。
そんな役割分担の方が、お互い幸せな気がする。
アンケートです!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
あなたの現場では、単体テストマトリクス表はまだ生息していますか?
また、
何年後に絶滅すると予想しますか?
よろしければコメントで教えてください!
私の絶滅予想(※完全に妄想)
2026年
現役。
生息数は減少傾向だが、まだ各地で観測される。
2030年
AIがマトリクス表を自動生成。
人間はレビュー中心になる。
2035年
新規開発ではかなり減少。
レガシー開発では引き続き生息。
2040年
ソフトウェア開発博物館に展示される。
『 単体テストマトリクス表
年代:20世紀末〜21世紀前半
品質保証のために利用されていた管理表
当時のエンジニアは、この表を人間が更新していた』
👦「AIじゃなくて?」
👨🏫「AIじゃなくて。」
👦「全部?」
👨🏫「全部。」
👦「かわいそう...」