なんやかんやでCentOS7にWordpress入れることになり、
サーバもプログラムも全く知識のない、手探り感が半端ない状態から構築する手順を追っていければええかなぁと・・・メモ書き程度です。
最終的には自作テンプレートまでいけたらなと、検討中。
#サーバ構成
##サーバ構成の下準備
仮想環境で検証するため下記の通り設定する。
参照
+nginx (http)
+PHP 5.4.16
+MariaDB 5.5.41 (MySQL互換DB)
#Wordpressのインストール
##mariadbの設定
Wordpressのデータを格納するデータベースとユーザを作成する。
###1.mysqlにログイン
$ mysql -u root -p
Enter password:
- まだroot管理者しか設定していないのでrootでログイン
- rootパスワードを入力
###2.データベースとユーザを作成
MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE db_wordpress;
MariaDB [(none)]> GRANT ALL PRIVILEGES ON db_wordpress.* TO ur_wordpress@localhost IDENTIFIED BY "pw_wordpress";
MariaDB [(none)]> FLUSH PRIVILEGES;
MariaDB [(none)]> EXIT
- データベース名:db_wordpress
- ユーザ名:ur_wordpress
- ユーザパスワード:pw_wordpress
- GRANT構文の実行権限をもたないユーザ(GRANT構文以外の全ての権限所持)
※GRANT構文とは、ユーザ アカウント作成や、アカウントに権利を与える事を可能にする構文
##Wordpressの配置
###1.Wordpress本体のダウンロード
$ cd /usr/share/nginx/html
$ sudo curl -LO https://ja.wordpress.org/wordpress-4.1.1-ja.tar.gz
$ sudo tar -xzvf wordpress-4.1.1-ja.tar.gz
- 現在地確認
- 公開ディレクトリに移動する。
- Wordpress日本語を本家よりダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを解凍する。
###2.Wordpress設定ファイルを作成
$ cd wordpress
$ sudo cp wp-config-sample.php wp-config.php
$ sudo vi wp-config.php
- 解凍したwordpressディレクトリに移動
- wp-config-sample.phpをコピーしてファイル名をwp-config.phpとする。
- wp-config.phpを編集する。
###3.mariadbに作成したデータベース名、ユーザ、パスワードを設定
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'db_wordpress);
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'ur_wordpress');
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'pw_wordpress');
- viの使用方法
- 「Insert」キーで入力
- 「Esc」キーで入力状態解除
- 「:wq」書き込み後ファイルを閉じる
- 「:q!」強制的に書き込まずにファイルを閉じる
###4.ユニークキーを設定
*/
define('AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_KEY', 'put your unique phrase here');
define('AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_SALT', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_SALT', 'put your unique phrase here');
↓
↓
//参考値の為、別の値で入力すること
define('AUTH_KEY', 'fpvzjqo8-1~3oiMmK;AXLCOn2t5ii_a*8v|l841}~KQU,2a#rkwH_1BvU<SI^6;)');
define('SECURE_AUTH_KEY', 'f4iB(4X;xh2o|pReNt7Y(@Dt/A3<-6v<[V+iO]>8}B)-5zz|o_zEFW|?0z66g$`o');
define('LOGGED_IN_KEY', ':PBl-5^Js~qRL0v<]vjWYx@1C>SG+#wu|*|`OfC-gmZN-XdD25ArRvU[Oo+{-+Jy');
define('NONCE_KEY', '3Gv1$iA&_q-9| }HtI|A!fvM1ktr5%+7j77A]+1BK.Rm64]I3X|+$oo i+gon=7!');
define('AUTH_SALT', '*j%/;aflOkvXbY]9R^QPFu4~Y{S|Ly5@J9;kpT|e$+-|?l,_UO}OR!|&VqY@,Wt8');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'p43.@+m(-z~M`w|Q)]WSGsX-4|zd[U.)PdCjz-/4>gIR4zwM$Dia>c?P+x!s/@T6');
define('LOGGED_IN_SALT', 'Dwej}]$}7<S9:b_&Q,!i5rn]yK{L-3k`+p,p$~|*.[gL{<2AX1BQ?^6rwpk4~},[');
define('NONCE_SALT', 'v-N99{N8-&J.e9f-p8H]1& <SXKI(b/T!E~GB{whY_4{sPQA`-g6goUyR)AOL`*Z');
/**#@-*/
- ユニークキーを設定する
- オンラインジェネレータで乱数が生成される(セキュリティ確保の為ランダムで推測できないパスワードを設定)
#Wordpressの初期設定
ブラウザからhttp://ホスト名/wordpress/wp-admin/install.php にアクセスする。
入力欄を埋めてインストール完了
1.サイトのタイトル:素直にタイトル入力
2.ユーザ名:管理画面に入れるユーザを作成
3.パスワード:↑のパスワード作成
4.メールアドレス:何かあった際のメール通知
5.プライバシー:検索エンジン対応(テスト用なら不要)
#まとめ
とりあえず一通り動作確認はできました。
基本的に公式ページにある事をサーバに合わせて沿っただけなので、特徴のない無難な設定です。
実用を考えればnginxのルートを/usr/share/nginx/html/wordpressに合わせるたほうがいいでしょう。
次回はなにをしようかな