株式会社ヒストリアさん主催の第15回UE4ぷちコンの作業進捗。
表題の通り、Control Rigと物理の合わせ技を試している(難航中)
イマココ
まずは物理の実験。
やりたいことはボルダリング。崖とか岩壁とかを登るアレである。
…ということで、棒人間を吊るしてみるテスト。
どのパターンもやっていることはシンプルで、
-
DeltaLength
= (現在のhand
とupperarm
の距離) - (スケルトンで測った腕を伸ばしたときの長さ) -
upperarm
からhand
に向かう方向に、DeltaLength
×ばね係数
の大きさの力をAddForce
- それに準じたトルクを肩に
AddTorque
…という感じ。
ばねだけだといつまでも振動してしまうので、ルートに置いたコリジョンコンポーネントの、
Linear Damping
とAngular Damping
に 2.0 くらいの値を入れてある。
これをマネキン女子に適用してみると…
- 両手両足をIK (=Basic IK) で固定。
- ボディ、というかマネキン女子Skeletal Meshを持ったアクタそのものが、両手両足の位置関係から
Add Force
やAdd Torque
してもらう。
という形で実装。
(つまり、アクタ自体が動いて、両手両足をIKで元の位置に貼り付けている)
(途中カクつく場面があるのは、長い動画の一部を雑に切り捨てたからです)
- なんとなくボルダリングしているように見えなくもない…
- なんだか捕まった宇宙人(←昭和ネタ?)みたいで気に食わないが。
- 左側に腰を寄せた位置で平衡状態になる。
- 棒人間でやった実験と結果が異なる…
現在、ここで困り中。
「右と左のボーンの位置や角度が(計算誤差などにより)微妙に異なるから」と予想しているが、そもそも微妙な誤差で片側に偏ってしまうような仕組みだと、実用に耐えないと思っている。
別の方向性でも考えてみます…
(残り時間が非常に怪しいが)