例外と例外処理について
例外
プログラムはコンパイルが成功しても、実行時にエラーが発生する場合があります。
Javaでは実行時に発生したエラーを例外と呼びます。
かつ、例外が発生することを例外がスローされるといいます。
例外処理
例外がスローされた際は、プログラム側で例外処理を記述していない場合は、
プログラムが強制終了します。
以下のコードを観てみましょう。
public class Main{
public static void main(String[] args){
int num = {20, 40, 60};
for(int = 0; i < 4; i++){
System.out.print(num[i]);
}
}
}
このコードでは、3回目のループまでは出力されます。
しかし、4回目の出力で配列の要素外にアクセスしているので、例外がスローされます。
Exception in thread "main" java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException:
index 3 out of bounds for length 3
at Main.main(Main.java:5)
この際、例外処理を記述しておけば、プログラムは強制終了することはなく、実行を継続出来ます。
Javaで扱われる例外クラス
Javaで扱われる例外クラスをいくつか紹介します。
・ArrayIndexOutOfBoundsException ⇨ 不正なインデックスで要素にアクセスしようとした場合に発生。
・ClassCastException - 参照変数において間違ったキャストを行った場合に発生。
・ArithmeticExcpetion - 整数をゼロで徐算した場合に発生
まとめ
・Javaでは実行時に発生したエラーを例外と呼ぶ。
・例外が発生することを「例外がスローされる」と呼ぶ
・例外の種類によって例外クラスが用意されている。