Nanobananaを使ったゲーム用イメージボードの作り方
ゲーム制作をしていると、タイトル画面を作りたいのに、レイアウトのアイデアが思いつかないことがある。
今回は画像生成AI Nanobanana を使って、タイトル画面のレイアウト案(イメージボード)を出すために使った方法を紹介する。
Nanobananaでゲームのイメージボードは作れる
結論から言うと、Nanobananaはゲーム用のイメージボード作成に十分使える。
UIの雰囲気、画面構成、色使いなどを一枚の画像として出力できるため、
- 自分の頭の中の整理
- チームや他人への共有
- 企画書・スライド用素材
として非常に便利だ。
実際のプレイ画面を参考画像として送る
同じ世界観に合わせるため、最初に実際のゲーム画面(または仮UI)を参考画像としてNanobananaに送ることをお勧めする。
特に、
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UIのデザイン
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全体のレイアウト感
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全体の色感
これらを渡すことで、「それっぽいゲーム画面」ではなく、
自分のゲームに寄せた構図を生成してもらいやすくなる。
実際に送ったゲームプレイ画面
GPTにゲーム設計を要約してもらいプロンプトを書く
次に、ゲームの設計をGPTに要約してもらい、それを元にプロンプトを作成した。
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ゲームのジャンル
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世界観
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プレイヤーが何をするゲームか
こうした情報を文章として整理し、Nanobanana用のプロンプトに落とし込む。
自分で一からプロンプトを書くよりも、設計を整理してから生成する方が圧倒的に楽で正確。
ファンタジー風のゲームタイトル画面。
舞台は巨大な図書館のような石造りのホールで、左右に本棚と本の山が積まれている。
中央奥には祭壇や台座があり、そこに「言葉を封じる存在」を象徴する不気味で可愛い小さなキャラクターが浮かんでいる。
全体の雰囲気は
ダークファンタジー
少しポップ
知的で不穏
ライティングは暖色の松明や蝋燭がメインで、影が強め。
UIはゲーム風で、画面中央上に大きく日本語タイトルロゴ
「ことバト!」
が配置されている。
世界観や入れたい文字の説明をするとよい。
構図サンプルとして既存ゲームのイメージを使う
さらに精度を上げるため、構図の参考として既存ゲームのイメージも利用した。
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画面の情報量
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UI密度
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UIの配置
完全に再現する目的ではなく、「このくらいの画面構成」という指標として使うと効果的。
今回は「Hades」のタイトル画面を参考にしてもらった
完成形
Nanobanana Proでは文字が崩れにくい
実際に使ってみて分かった点として、
| モデル | 特徴 | 無料版での使用制限 |
|---|---|---|
| Nanobanana Pro | UIや文字が比較的きれいに出る | 1-2回 |
| Nanobanana | 文字が崩れやすい | 10回ほど |
という差があった。
通常版での生成
Proの画像は加工すれば実際にUIとしても使えるクオリティ。
通常版でもレイアウトを考えるのには十分な画像になる。
ありがたいことに、無料版でも何度かはPro相当の生成を試すことができる。
GPTとかできちんとプロンプトを書いてから生成することをお勧めする。
まとめ
Nanobananaは、単なるイラスト生成AIというより、
ゲームのタイトル画面やUIレイアウトの当たりを付けるためのツールとして相性が良い。
「何を置くかは決まっているのに、どう配置するかが思いつかない」
そんな場面で、レイアウトの叩き台を作る用途として使うと効果的だ。
UnityでのゲームUIの例を挙げたが他のウェブサービスや、アプリなどのレイアウト・デザインにも応用できるはずだ。


