普段、家で使っているデスクトップpc。外出先でも使えたら便利なのに…。そんな願いを叶えるツールを紹介します。
リモートデスクトップ編
リモートデスクトップといえば、chromeのリモートデスクトップやmicrosoft remote desktop、teamviewerなどが挙げられる。
そんな中、快適な操作性で注目を集めているのが、Parsecだ。
Parsecってなんや??
リモートデスクトップアプリなのだが、特徴として超低遅延かつ高画質でリモート操作が可能だ。
今まで、外出先でデスクトップpcを操作したい時、windowsのリモートデスクトップを使っていた。しかし、遅延が大きいためストレスに感じる時がある。そんな中、あるyoutuberが利用している「Parsec」というアプリを知った。乗り換えてみたところ、ストレスなく快適に作業をすることができた。遅延に関して、体感ではほぼ感じない。同一ネットワーク上でdesktopPCとmacを接続してみたところ、遅延が15msとわからないレベルのものとなっている。(描画遅延を含めると20-25msぐらい?両方ともwifiでの接続)
注意点
日本語対応していない
大学のネットワークでは使えない
(もしかするとこれを使えばいけるかも↓(未検証))
VPN編
vpnのサービスはgoogleで検索してみるとNordVPNやVPN Gate、SoftetherVPNなど色々出てくるが、今回紹介したいのはtailscaleだ。
tailscaleとは??
Tailscaleとは高速なプライベートネットワークプロトコルのWireguardを用いたメッシュ型のVPNサービスです。
tailscaleはvpnのサービスだが、一般的なサーバーを経由する方式とは異なる。
特徴は、ハブを経由せずに各端末間で通信が可能なところだ。よって遅延なく通信することできる。
構築がとても簡単!
公式サイトから、ダウンロードしてログインするだけですぐに使うことができる。
Exit node
外出先でギガがなくなりフリーwifiに接続しなければならない時、セキュリティ面で不安に感じることがある。そこで、exit nodeの出番だ。この機能は、エンドポイントを指定することができる。家に、常時つけっぱなしのラズパイを用意しておき、exit nodeの設定をしておく。そこで、スマホからラズパイをエンドポイントに指定することで家のネットに接続しているように装うことができる。
Taildrop
airdropのような簡単にファイルなどを共有できる機能だ。デバイスをtailnetに登録しておくことで、os問わず共有ができるのでとても便利だ。特に、windowsからラズパイのサーバーにファイルを移したいときに重宝している。
ssh接続にtailscale
デバイスを遠隔操作したい時にいくつかの手段がある。その一つが、ssh接続だ。ただ、デバイス同士接続する際、パスワード認証では心許ないので、公開鍵認証を活用することが多い。しかし、公開鍵認証は設定と鍵の管理が少々めんどくさい。そんな時に、tailscale SSH
だ。この機能を設定することで、tailscaleの認証を使って簡単にssh接続することができる。
ssh hoge@fuga
という形で手軽にログインすることができ、tailnetに接続されていれば同一ネットワーク上でなくともアクセスすることができる。
sshのクライアント(Termius)編
スマホからサーバーにアクセスしたいと思ったことはないだろうか。手元にパソコンがないが、どうしてもサーバーに接続したい時おすすめのアプリがTermiusだ。スマホやipadからssh接続でサーバーにアクセスするアプリ。tailscale sshを組み合わせることで認証を簡単に行うことができる。学生さんは、大学のメールアドレスで登録するとproプランの機能が無料で使えるので試してみるといいかも。
最後に
自分が使っているリモート接続方法を紹介してみましたが、参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
参考サイト
https://note.com/yasushi_spojeni/n/n883f311b2960
https://note.com/minimalist_meme/n/n64646ce68128