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Simple Data Integrator (SDI) とは

Last updated at Posted at 2022-05-12

Simple Data Integrator (SDI) はデータベース間のデータ連携するソフトウェアです。

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Oracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQL、DB2、ODBC接続対応のDBなど、各種RDB間でのデータ連携、ファイル(CSV、Excel、JSON、XML)からRDBへのインポート、RDBからファイルへのエクスポートを実現できます。
ファイルのインポート元やエクスポート先については、ファイルシステム、FTP/FTPS、SFTP、AWS S3、OCI Object Storageなどをサポートしています。
Web ServiceやWeb APIからデータを取得し、連携させることが可能です。
また、スケジューラーを利用することで、指定された時間にデータの自動連携を設定することが可能です。

従来のETLツールの機能を備えるだけでなく、特徴としてProxy機能を持つSDI Web Serviceが用意されています。これにより、離れた拠点間やインターネット回線を利用して、セキュアなデータ連携を実現できます。(VPNや専用線の構築は必須ではありません。)

システムアーキテクチャ、動作環境につきまして下記のページに記述:
https://ja.sdi.ricct.com/userguide/systemarchitecture/

主要機能

データ連携

  • ソースDBのテーブル,ビュー,クエリからターゲットDBのテーブルへのデータ転送
  • CSV,EXCELからターゲットDBのテーブルへのデータインポート
  • ソースDBのテーブル,ビュー,クエリからCSV,EXCELファイルへのデータエクスポート
  • SQL、Procedureの実行
  • ワークフロー
  • 実行結果メール、イベント通知

マッピング機能活用

  • データベース可用性監視
  • データの監視、検知 (イレギュラーデータやデータの欠落、不整合などの検知)

スケジューラー

  • 毎時、毎日特定の時刻、週単位、月次、リピート実行のスケジュラー設定
  • 複数タスクのパラレル、シリアル実行
  • リトライ機能

特徴

  • 簡単な設計、わずか3ステップでデータ連携、スケジューラ設定完了。
  • 基本なデータ連携はノーコードで実現できる。
  • 複雑な要件を対応するため、ワークフローを設定できます。
  • 離れた拠点間、マルチクラウドレプリケーションの際、インターネット回線を使って、セキュアにデータ連携の実現が可能です。ハイブリッドクラウドにおけるデータ連携に最適な設計です。
  • コールドスタンバイや自動フェイルオーバー機能実装され、システム要件や重要性に応じた柔軟な対策が可能。
  • コマンドライン・インタフェース(SdiCli.exe)が用意されています、コマンドラインからマッピングタスクの実現が可能です。

ライセンス

Edition 価格 説明
Developer Edition 無償(期限なし) 開発、教育、デモ、非商業利用。機能制限なし
Express Edition 無償(期限なし) マッピング数上限など機能制限あり
Standard Edition 有償 マッピング数上限など機能制限あり
Enterprise Edition 有償 全機能使用可能

Simple Data Integrator ライセンス

以上です。

Simple Data Integrator (SDI) 実践入門

参考資料

SDI日本語公式サイト
SDI English Official Website

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