前回の記事からの続きです。
またここでのXubuntuのバージョンはXubuntu 18.04 LTSのことを指します。
LinuxからまたWindowsへ
前回でメモリ4GBだからWindows 10は厳しいと書いたものの、やはりWindowsとしてのタブレットのほうがいろいろと都合がよかったことに気づきました。その理由をいくつか挙げていこうと思います。
画面が回転したときの挙動
前回、問題点として挙げたときと同じようにXubuntuだと画面を回転させたときの挙動はユーザーが解決する必要があります。時間をかければこの問題も解決できるとは思いますが、私としては時間が無いけどPCとして使いたかったということもあり、結局セットアップまでに手間のかからないWindowsに戻ってしまいました。動作面で不満なところはあるけれども、やはり自動的にセットアップしてくれるWindows 10の利点には勝てませんでした
バッテリー持ち
バッテリーに関しては、XubuntuはWindowsを入れたときと比べると結構悪くなったと思います(ただ、XubuntuもLinux Mint 19.1 MATEを入れていたときより体感で2倍ぐらいは長持ちしています)。これも設定をちゃんとしてあげれば、長時間使うことができるとは思いますが、スリープにしたときにWindowsは体感10時間は持つのに対して、Xubuntuは4時間程度しか持ちませんでした。私はよく大学でタブレットを使うのですが、電源を切り忘れてスリープで放置しやすいことを考えると、これはかなりのデメリットでした。単純に管理がガバガバであるともいう
タッチパネルの挙動
意外とWindows 10はタッチパネルの挙動が結構優秀~~(のように感じるだけ)~~で、キーボードドックを外してもちゃんとタブレットとして使えるのはかなり優勝だと思いました。Xubuntuだとページをスクロールしようと思ってスワイプをすると、文字が選択されてしまうのはやはりタブレットとして致命的だと感じました。
結局のところ
私が諸事情でまとまった時間が取れなかったため、Linuxタブレットとしてセットアップするのがめんどくさくなったのが一番の原因です。確かに資源の使い方はLinuxのほうが良い(ただしデスクトップ環境はCPUに依存する)のですが、Windowsは設定できる項目が少ないからインストールさえしてしまえば、コンピューターとして使えるのは強みだとは思います。でも勝手にいろいろしてくるのはお節介が過ぎるとは思う
まとめ
Linuxはバッテリーやタッチパネルあたりの挙動の問題を解決できないと、正直メリットを享受することは無いと今回の件で思い知らされた気がします。しかしLinux自体は悪くはないです。設定さえできれば快適になると思うので…
あとWindowsはもうちょっとタブレットに最適化して