Out of boxとTurnkeyの違いがなんか気になり、衝動に駆られてためにも暇つぶしにもならないものを書いてしまいました。
事の始まり
長いので、お忙しい方はCtrl+w、ちょっとお忙しい方は次の章までスキップ、読んでも良いよという変わった方はこのままお付き合い下さい。
さて、最近部屋に緑が欲しいなと鉢植えをいくつか購入したんですが、ものぐさな私は植物プランターの水やり回数を必要最小限に抑えたい思いがだんだん募り始めました。はて、癒されてるんだか、ストレスになっているんだか。ということで、プランター内の土壌の水分量がわかれば植物の元気が無くなる手前のタイミングもわかり、不必要な水やりを減らせるじゃないかと、おめでたい短絡思考により極めて明快かつド直球なアイデアを得ることができました。アイデアが浮かんだら後は実行です。以前から興味のあったM5Stackに土壌水分センサーを組み合わせて水やりモニターデバイスを作りました。しかし、これにはいくつか問題がありましたが、特に一つは致命的なものでした。このモニターデバイスは土壌の水分量を測るので、当然プランターの土にセンサーを差しておかないといけません。つまりモニターデバイスは鉢植えの所にあり、そこまで行かないと水分量が分からないというこれまた明快でしかし奥の深い問題です。100畳ほどある我が家(四次元空間の中にあります)ではこれはこれはとても頭の痛い、いや足が痛くなる問題であるのと、なんならそこまで辿り着いたのであれば指で土を触れば何となくそろそろ水やんなきゃだなと分わる説すらあります。これでは折角作った意味が失われてしまいます。そうです、たとえ三次元空間で腕を伸ばせば届く距離にあったとしても意味を与える為に無線でデータを飛ばすしかありません。という事でAlexaに繋げる方法を模索し始めました。そこでOut of boxというワードと出会ったのです。
Out of boxとは?IoT界隈はそこらじゅうOut of boxだらけ。Turnkey solutionは死語なのか?
Alexa, M5stack、connect、とかググると、Alexa Connect Kit (ACK、エーシーケー)に必ず漂着します。そこには初めて目にするワードがまるで太平洋ゴミベルトのレジ袋の如く漂っています。何とかそれらを掻き分けながら泳いでいるとOut of box、またはOut of the box、が意味するところが簡単、手間要らず、レンジでチンするだけ、という感じの意味なのだなとわかります。扇風機のように箱から出して(Out of box)コンセントに繋いで後はスイッチを押せば使えるくらい簡単、そんな様から来ているのでしょう。扇風機よりiPhoneとかの方が良かったか。
他にもどうにかコピペ程度でAlexaに繋げる方法が無いものかと漂流していると、どうやらIoTやEdgeデバイス界隈はOut of boxが標準ワードのようです。以前は同じようなニュアンスで、導入して直ぐに手間暇いらずに使えるソリューションであることを表してTurnkey solutionという言葉も一昔前はよく目にしました。流行り廃りなのか、それとも何か棲み分けみたいなものはあるんでしょうか。
何となくTurnkey solutionは情報システム系で用いられている感じがします。IoTも情報システムではありますが、Out of box、Box箱、箱には入っていもの、家電/電子機器と連想され、やはりThingsモノ、特に手で触れることができて直接操作できるモノで、操作が簡便な様を表して用いられるワードのような気がしました。また、Alexaに繋げる方法を調べる際に目にしたサイトでは、実現したい価値(アプリケーション、サービス)の部分に開発リソースを注力させることができ、それ以外のアクチベーションやデバイス管理、インフラ基盤といった実現したい価値ではない部分に注力する必要がないという開発者目線でのメリットが謳われていることから、Out of boxには新たな価値や体験の創造/提供といったニュアンスも込められていると思います。そういう意味では、Turnkey solutionは価値の創造ではなく、効率化、省力化という文脈で用いられるべき言葉なのかもしれません。
うまく伝えられたかわかりませんが長々と読んでくださありがとうございます。そろそろ意味を見出す旅にモニターデバイスの値を見に行かないといけないのでこの辺で失礼します。おっと、まだAlexaに繋がっていないのがバレた。