今回やること
- MAMPをインストール
- MACにPHPのPATHを通す
- 動作確認
- 続きは[VSCode編]
今回導入するバージョンは以下になります。
目的に応じてここは変更してください。
- MAMP 4.5
- PHP 7.1.12
前提知識は以下を触ったことがある方を想定しています。
- HTML/CSS
- VSCode
- Terminalでコマンドをいくつか試したことがある
コマンドラインがわからなければ、
Progateで「Command Line 基礎編」を終わらせてください。
そんな時間かかりません。
1. MAMPをインストール
公式サイトから好きなバージョンを入れてください。
今回は4.5を導入します。
IntelMacの方は同じもの選んでOKです。
M1Macの方は、M1用を入れてください。(バージョン6.8など)
https://www.mamp.info/en/downloads/older-versions/
指示通りにインストールして、launcherに表示されたら完了です。
英語でもちゃんと翻訳しながら理解して進めましょう。
PROの方は使いません。
2. MACにPHPのPATHを通す
使いたいPHPのバージョンをFinderで確認しましょう。
フォルダの場所は画像下方の黄枠を確認してください。
MACのターミナルを開きしましょう。(Spotlightでterminal.appを調べても開けます。)
シェルの種類を確認するコマンドを入力します。
echo $SHELL
/bin/zsh と出ればそのまま進めてください。
bashと出た場合は、これから書き込むファイルが変わってきます。
今回解説しませんので、都度調べながら進めてください。
PATHを通すために、書き込むファイルを探します。
.zshrcを探してください
cd ~
ls -a
cd ~ :ホームディレクトリに移動します。
ls -a :今居るディレクトリに存在するファイルを一覧できます。
.zshrcが無ければ以下のコマンドで作成します。
touch .zshrc
touch ファイル名 :ファイルを作成できます。
.zshrcに通したいPATHを記入します。
.zshr をvimで開きます。
vi ~/.zshrc
vi ファイル名 :vimの編集画面に移行します。
iキーで編集モードに移行して以下を記述する。
export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php7.1.12/bin:$PATH
escキーで編集モードを抜ける。
:wq で上書き保存
記入したPATHを反映させる。
source ~/.zshrc
PATHは通せたはずなので、確認しましょう。
php -v
以下が表示され、自分が指定したPHPのバージョンが表示されたら完了です。
PHP 7.1.12 (cli) (built: Nov 27 2017 15:53:40) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2017 The PHP Group
Zend Engine v3.1.0, Copyright (c) 1998-2017 Zend Technologies
3. 動作確認
MAMPを開いてPHPのバージョンを選択します。
指定したいバージョンが無い場合は、記事の一番下をご確認ください。
これでサーバーの起動は完了です。
続いてPHPファイルを開きましょう
テキストエディタでも良いので、「sample.php」を作成します。
必ずMAMPのhtdocsフォルダの中に入れましょう。
今回はphpフォルダを作って、その中に「sample.php」を入れましょう。
「sample.php」の中に適当に記述します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<body>
<?php
echo 'Hello World!';
?>
</body>
</html>
ブラウザを開いて以下のURLを記入します。
http://localhost:8888/php/sample.php
画像のようにHello World!が表示されたら成功です。
MAMP/htdocsまでのパスはデフォルトで設定されているので、
それ以降のphpフォルダからのパスを記入すれば問題ありません。