はじめに
皆様は自分のPC(Windows)とスマートフォンの間でデータを転送する場合、どういった手段をとられるでしょうか。 一般的にはUSBメモリ経由で移動させる方法や、one drive等のネットワークストレージに一旦データを保存してから、スマートフォンでそれをダウンロードする等の方法があると思います。しかし、実に面倒ですよね。
慣れてしまえば無意識で出来ますが、実に面倒です。
これ。wifiルータ経由でやっちゃいましょう!!
どの機器もどうせ同じwifiルータに接続しているのですから。(多分)
せっかくスマート(賢い)フォンを使っているのだからデータ移動もスマートにいきましょう。
用意するもの
1.ふつうのwifiルータ2.Androidスマートフォン(root化してなくてもOK)
※1,2は沢山の種類がありますが、この記事程度の事は概ねどれを選んでも実施できます。
3.Androidスマートフォン用フォルダー操作アプリ
※SMB機能が無いものもあるので使いやすさ・人気という観点で以下にお勧めアプリを書きます。
・x-plore:[LAN]機能で使用可能。勝手にwifiに接続されている機器をリストアップしてくれる
・ファイルマネージャー+:[リモート]機能で使用可能
・ES ファイルエクスプローラー(googleplayからでは無く直接提供元からどうぞ)
アプリからからPCに接続する為の必要最低限の情報
ホスト名:接続先のWindowsPCのIPアドレス※コマンドプロンプトでipconfigと打つと見れます。192.168.0.*のやつです
ユーザ名:接続先のWindowsPCで使用しているユーザ名
※例)Yamada tarou
パスワード:接続先のWindowsPCで使用しているユーザのパスワード
たったこれだけ。
アプリやPC側でanonymous(匿名)接続が可能ならIPアドレスだけで接続できる場合もあります。
メリットとデメリット
メリット
・USBポートが埋まっている時でもデータを移動できる
・グローバルに繋がっていなくともOK
・データを移動させるまでの時間が短縮します
デメリット
・起動している事が条件
・DHCPだとIPアドレスが変わる可能性があるのでwifi機器側で手動でIPを固定化させた方が良いです
最後に
最近はwifiルータに大容量USBメモリを差して簡易NASとして利用できる製品が増えてきました。その為、このやり方でアプリとwifiルータを接続すると簡易的なメディアサーバとして利用できます。
是非、お試しあれ!!