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多分これをやれば受かる!AWS Certified: SAP on AWS - Specialtyに1発で合格した勉強方法

Last updated at Posted at 2022-09-25

AWS Certified SAP on AWS - Specialty (PAS-C01)に合格したので、勉強方法を備忘として書いておきます。参考になれば幸いです。

前提

AWSメインのクラウド基盤のエンジニア。たまにAzure、GCPも。(一応どちらもPro相当の資格を保持しています。)
一応Top Engineers(Service)、ALL Certificate Engineersに認定されてます。

勉強期間:1ヶ月くらい
私の場合、集中して長時間時間を取るということが苦手で、ほぼ毎日30分〜40分程度の時間をとってやっていました。

試験について

SAPの知識が何一つなかったので、用語がよくわからず苦労しました。
以下ポイントです。

  • 一般的なAWSの知識はあったほうがよい。
    サンプル問題を見るとなんとなくわかりますが、SAPを知らなくてもなんとなく解けるような問題があります。
  • SAPの機能とかは理解しなくもよい。
    以下試験ガイドに書いていますが、ワークロードの設計、実装、移行が出題範囲なので、詳細な機能などは理解不要です。
  • Udemy等の教材はないので、公式ドキュメントや個人ブログを漁るしかない。
  • マネージドサービス押しの他試験と違って、若干オンプレっぽい構成。(オーバレイIPとか)
    EC2上での実装がメイン。RDSすら使わない構成がほとんど。
  • 技術文書を読んでいるとOracle Data Recovery、SUSE Linux、RHEL、Hana System Replicationとか各ベンダのサービスが結構登場するので、理解が大変。
  • 移行パターン(同種間の移行、異種間の移行、停止時間の大小など)の理解が重要。
  • SAP on AWSの一般的な構成、高可用性、災対(マルチAZ、パイロットライト、Act-Stnなど)の方式の理解が重要。
  • オーバレイIP、SAPサポートの前提、インスタンスタイプ、バックアップの仕組みなどの理解が重要。

試験までに何をやるか

1.試験ガイドを読む

出題される分野、配分、問題の形式をしっかり読みましょう。
配分は以下のとおりです。

分野 1: AWS での SAP ワークロードの設計 30%
分野 2: AWS での SAP ワークロードの実装 24%
分野 3: SAP ワークロードの AWS への移行 26%
分野 4: AWS での SAP ワークロードの運用とメンテナンス 20%
合計 100%

試験ガイド

2.サンプル問題を読む

サンプル問題を説いて完璧に解けるようになるまで理解します。
サンプル問題

3.SCSKさんが出しているブログ全7回を読む。

以下ブログ全7回を読みます。SAPを知らない人にはかなりおすすめです。
試験のポイントをかいつまんで解説してくれているので、まずはこのブログを読んでみることをおすすめします。

4.SAP on AWSのオンライントレーニングを受ける。

オンラインでいつでも受けれるトレーニングです。
こちらも一通り聞いて理解します。

5.SAPの技術文書に目を通す

以下に公開されているドキュメントを片っ端から読みます。そこまで物量は多くないかなという感じですね。
構築部分とかは結構読み飛ばしたりしました。
https://aws.amazon.com/jp/sap/docs/

6.SAP on AWSのブログに目を通す

SAP on AWSのAWSブログを読みます。
NRIネットコムさんがリンクを公開されているので、そちらを読むくらいでちょうどよかったです。
これも結構重要と感じました。
https://tech.nri-net.com/entry/aws_certified_sap_on_aws_specialty

7.練習問題を解く

練習問題を解いて完璧に理解します。

最後に

SAPやったことない&あまり情報がないので、苦労しましたが、なんとかこれで12冠!
先人の方々に感謝です!

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