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ライブラリを使わずネット接続状況を取得してみようと思う

Last updated at Posted at 2022-10-12

はじめに

端末が「ネットに接続されているとき」はスタンプを送信して〜や「ネットに接続されていないとき」はアラートを表示して〜みたいなことをしたいときが来る(はず)。そんなとき、NWPathMonitorを使用すればライブラリを使わずネットの接続状況を取得できる。

結論

NWPathMonitorとは、ネットワークの変更を監視して対応するためのオブザーバーである。
また、func start(queue: DispatchQueue)を使用することでパスの変更を監視することが可能。

詳細

  1. ネットワーク状況を監視するための NWPathMonitor()とパス配信するイベントキューDispatchQueue.global(qos: .background)を宣言する。
  2. パスモニターを開始し、ネットワークパスの更新を監視できるようにする。
  3. ネットワークパスが更新されたら行いたい処理を記述する。
Swift
import Network


class NetworkStatus {
    //ネットワーク状況を監視するための `NWPathMonitor()
    private let monitor = NWPathMonitor()
    //パス配信するイベントキュー
    private let queue = DispatchQueue.global(qos: .background)
    
    func setUp() {
        //パスモニターの開始
        monitor.start(queue: queue)
        
        //ネットワークパスが更新されたら行いたい処理を記述
        monitor.pathUpdateHandler = { path in
            if path.status == .satisfied {
                DispatchQueue.main.async {
                    print("接続中")
                    //何かしたい処理
                }
            } else {
                DispatchQueue.main.async {
                    print("接続解除")
                    //何かしたい処理
                }
            }
        }
    }
}

おわりに

ネット接続の有無の取得だが、DispatchQueue.main.asyncを使用することで何か描画や表示をする際、遅れて処理がなされてしまうみたいなことも防ぐことができる。スレッド関係諸々については後日まとめることとする。

参考記事

【SwiftUI】NWPathMonitorを使用して、ネットワーク通信状態を確認する
【Swift】NWPathMonitorを使ったネットワーク監視方法について

開発環境

  • Xcode-13.4.1
  • iOS13以降
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