#何のため?
個人的にGoogle colabで気に入っているのは、
・GitHubとの連携が半端なく良い
・何より見やすい
という点です。
しかし本格的に使用する際に、
・ローカルのファイルをGdriveにアップロードする必要がある
・12時間経過すると自動的に落ちてしまう
・メモリが不足することがある
などの不便が生じます。
そこで、Google Colabをローカルで使用する方法について紹介します。
#手順1
コマンドプロンプトに以下を入力し、Jupyter notebookをダウンロードします。
pip install jupyter notebook
#手順2
Colabが提供している拡張機能をインストールします。
pip install jupyter_http_over_ws
#手順3
ローカルのJupyter notebookを起動します。コマンドプロンプトに下の呪文を入力
。
jupyter notebook --NotebookApp.allow_origin='https://colab.research.google.com' --port=8888 --NotebookApp.port_retries=0 --NotebookApp.iopub_data_rate_limit 10000000
#手順4
コマンドプロンプトに表示されるバックエンドURLをコピーします。
#手順5
Google Colabの「ローカルランタイムに接続」をクリックし、バックエンドURLのところにペーストします。
これでめでたく、Google Colabがローカルに接続されます。
#ローカルで使用する場合の注意点
・パスはローカルのものを参照することとなります。Windowsの場合には、Shiftキーを押しながらファイル(あるいはフォルダ)を右クリックすると、ファイルのパスをコピーすることができます。実際にはコピペしたものの前に"r"をつけて使います。
path = r"C:\Users\ykita\.jupyter\jupyter_notebook_config.py"
また、!lsなどのlinuxコマンドは使えません。!pip installはできます。インストール先はローカル環境となります。
#Anacondaとの連携はできますか?
Anacondaで環境構築している場合も大丈夫です。Anaconda promptから先ほどのコマンドを入れればColabに接続できます。便利!
では、楽しいColab lifeを!!