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Google Colabをローカルランタイムに接続する

Last updated at Posted at 2022-01-18

#何のため?

個人的にGoogle colabで気に入っているのは、
・GitHubとの連携が半端なく良い
・何より見やすい
という点です。

しかし本格的に使用する際に、
・ローカルのファイルをGdriveにアップロードする必要がある
・12時間経過すると自動的に落ちてしまう
・メモリが不足することがある
などの不便が生じます。

そこで、Google Colabをローカルで使用する方法について紹介します。

#手順1
コマンドプロンプトに以下を入力し、Jupyter notebookをダウンロードします。

pip install jupyter notebook

#手順2
Colabが提供している拡張機能をインストールします。

pip install jupyter_http_over_ws

#手順3
ローカルのJupyter notebookを起動します。コマンドプロンプトに下の呪文を入力

jupyter notebook --NotebookApp.allow_origin='https://colab.research.google.com' --port=8888 --NotebookApp.port_retries=0 --NotebookApp.iopub_data_rate_limit 10000000

#手順4
コマンドプロンプトに表示されるバックエンドURLをコピーします。

image.png

#手順5
Google Colabの「ローカルランタイムに接続」をクリックし、バックエンドURLのところにペーストします。

image.png
image.png

これでめでたく、Google Colabがローカルに接続されます。

#ローカルで使用する場合の注意点

・パスはローカルのものを参照することとなります。Windowsの場合には、Shiftキーを押しながらファイル(あるいはフォルダ)を右クリックすると、ファイルのパスをコピーすることができます。実際にはコピペしたものの前に"r"をつけて使います。

image.png

path = r"C:\Users\ykita\.jupyter\jupyter_notebook_config.py"

また、!lsなどのlinuxコマンドは使えません。!pip installはできます。インストール先はローカル環境となります。

#Anacondaとの連携はできますか?

Anacondaで環境構築している場合も大丈夫です。Anaconda promptから先ほどのコマンドを入れればColabに接続できます。便利!

では、楽しいColab lifeを!!

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