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新卒をメンタリングするつもりが、逆にメンタルケアされていた2年目エンジニアの話

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はじめに

未経験からエンジニアになり、現在はSREチームに所属している入社2年目の者です。

最近、新卒研修の開発課題期間中のメンター/サポート役として、新卒社員のみなさんと1on1する機会を多くいただいています。最初は自分の話が役に立つのか心配でしたが、いろんな新卒社員と話すうちに、思いがけず自分自身が多くを得ていることに気付きました。

今回は、仕事に慣れてモチベーションが下がり気味な方や、2年目が何を考えているのか気になる新卒のみなさんに向けて、1on1を通して得た気付きと、それを今後に繋げていくためのちょっとした所信表明をまとめてみたいと思います。

新卒との話、ここが新鮮だった!

新卒のみなさんと話していると、1年前の自分を見ているようで懐かしくなる反面、「今、私はそういう風に見られているんだな」とハッとさせられることが多かったです。

開発業務の解像度が低い

思えば去年の私もそうでしたが、「毎日8時間、ひたすらカタカタとコードを書き続けている」と思っている人が結構多かったです。もちろん部署にもよると思いますが、設計を考えたり、ミーティングしたり、調査したり、ドキュメントを書いたりと、コードを書く以外の業務もたくさんあるよ〜という話をすると、驚かれることがありました。

※ 特に私の所属しているチームではインフラの運用周りの作業も多いので、印象が異なる部分も多そうです。

未経験からエンジニアになることへの不安が強い

確かに具体的にどういう仕事をするのかもわかっていない中では、どんな壁が立ちふさがっているんだろうって不安になりますよね。周囲には未経験から活躍している人が多いのでその不安に鈍感になっていましたが、そのことも伝えると驚かれることが多かったです。

「ずっとキャッチアップし続ける」イメージが湧いていない

「本を読んでマスターした技術を実務で使う」みたいなイメージを持っている人が多そうに思われました。ある技術をまず習得するというよりは、最低限のインプットだけしたらあとはわからないなりに手を動かして少しずつできることを増やしていく、というリアルなやり方については、あまりピンときていないようでした。

※ 研修ではJavaの基礎を学ぶのですが、「配属後の研修でJavaを完璧にマスターしてから実務でJavaを書く」というよりは、「基礎を学んだら、あとはその都度必要な知識を調べながら書く状態がずっと続く」というイメージが近い、というような説明をしました。

よく聞かれた質問

やはり、(特に未経験エンジニアの)リアルな実態を知りたい!という熱意ある質問を多くもらいました。

  • 普段はどういう業務をやっているんですか?
  • なぜ未経験から開発職に?
  • 開発に配属されて、一番しんどかったことは?
  • 配属される前と後での「ギャップ」はありましたか?
  • 日々のキャッチアップはどのようにしていますか?(していましたか?)

1on1を通じて初心に帰れた理由

1. 自分が普段やっている業務を「知らない人」に何度も説明するから

自分の中で当たり前になっていた日々の業務も、改めて言葉にすると「確かに私のやっている業務はこういう点で特殊だな」と再発見できました。特に私は未経験からSREに配属されたこともあり、製品開発とは異なる環境の特殊性に鈍感になりがちな部分がありました。自分のポジションや役割を、客観的に理解し直すいい機会になったと思います。

2. 開発のこと何も知らなかった頃の自分を思い出すから

日々の業務に追われていると、どうしても「目の前のタスクをいかにこなすか」というメンタリティになってしまいがちです。でも、どの部署に配属されて何をしたいか思い悩んでいる新卒の姿を見ていると、入社当初のやる気や熱い気持ちみたいなものを思い出すことができました。

3. この1年間で積み上げてきたものに気付けたから

エンジニアになってからも、毎日わからないことに向き合い続けています。少しずつ慣れてきた今でも、新しい学びが尽きない仕事だと感じています。特にもともと知識がない状態からスタートしていると、これまで得てきた知識よりも、これから知る必要のある膨大な知識にフォーカスしてしまい、自信を失いがちです。

でも、「どうやってキャッチアップしましたか?」という質問に答える時、ふと振り返って

「開発の部門研修では基本的なIT知識を得たし、プログラミングの基礎も学んでWebアプリも作った。配属後も日々AWSサービスやパイプラインへの理解が深まっているし、AWS資格もいくつか取ったな...」

なんて考えていると、思ってたより結構頑張ってきたんじゃない?と、自分を認めてあげたいような気持ちになりました。

初心に帰って。これからの所信表明!

  • ある程度「規則正しく」生活する
    私の場合は睡眠リズムが崩れると自己肯定感や業務効率にも影響が出やすいので、生活リズムを整えたいです。フレックスと言えども、日付が変わるまでに寝て、9:30には始業することを目安にしたいです。また、可能な限り早めに起きて、外の空気を吸ってから仕事に向かう習慣をつけようと思います。
  • 積極的にコードレビューする
    「まあ他の先輩が見てくれるし...」「自分は大した指摘もできないし...」と、コードレビューからは逃げることが多かったです。でも、自分の成長のためにもチームの開発スピードを上げるためにも、レビューは必要不可欠。毎朝30分~1時間くらい時間を取って、今出ているレビュー待ちのPRを見ることから始めてみます!
  • 計画性を持って仕事する
    何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、急ぎでないタスクは後回しにしたり、とっつきやすいものから触ったりしてしまいがちです。そこに単純作業などが積み重なると、どんどんスピードが鈍ります。小さなマイルストーンを置いて、ちゃんと自己管理できるよう努めていきます。
  • 「組織目線」をちょっとずつ持つ
    目の前の「今できること」「やらないといけないこと」とか、割り振られたタスクに取り組むことは不可欠ですが、2年目としてはそれだけじゃなく、組織として向かっている方向を都度キャッチして、それに対して自分はどう思うか考えをまとめたり、長い目で組織を見た時に自分はどのような貢献ができるのか考えたり、といった一歩先の思考ができるように意識したいです。
  • 人と話す機会をもっと大切に!
    チーム内の1on1をもっと活かせるように準備して臨むこと。そして、チーム外や部署外の同期とも可能な限りコミュニケーションを取っていきたいです。情報交換はもちろん、他の人の頑張りを見ることでモチベーションが上がることも多いので、周りの力も借りながら楽しくやっていきたいです。リモートだからこそ工夫して仕掛けていかないといけないところです。

おわりに

新卒のみなさんとの1on1期間はまだ続きますが、サポート役であるはずの私自身が、すでにこれほど多くの刺激や気付きをもらえるとは思っていませんでした。残りの期間もどんなお話ができるのか楽しみにしています。

毎日わからないことだらけで、「自分はまだまだだ...」と焦ったり落ち込んだりすることも多いエンジニア2年目ですが、時にはこうして後ろを振り返ってみると、確実に前に進んでいる自分に気づけることもあります。

もし今、日々の業務に追われて少しモチベーションが下がっている方がいたら、ぜひ「1年前の自分」と今の自分を比べたり、普段とは違う方々と話す機会を作ったりしてみてください。こうした機会を持つと、自分が思っていた以上に積み上げてきたものに気づけることがあると思います。

私も今回立てた所信表明を胸に、今日からまた気持ち新たに頑張っていきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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