今回は、Qiita Advent Calendarのスポンサー枠にあります、「Qiitaユーザー大決戦、ベストレビュアーは誰だ!? Advent Calendar 2018」の記事として投稿いたします。
なんと、素晴らしい記事を書いた人には、最優秀賞として「MacBook Air」を、優秀賞として「iPad Pro」がもらえるということで、クリスマスのこの日にはとても持ってこいな話ですね!
紹介するきっかけ
世の中には多くのチャットツールがあるとおもいますが、個人、法人的に使っていてとても便利と感じたツールがChatworkだったので紹介してみます。
レビュー(必須項目)
レビュータイトル
【Chatwork】3年間(個人・法人)利用した経験から、本気でオススメできるポイントを書く
ツール名
サービスの良いポイントは何でしょうか?
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直感的に使いやすいUI/UX
ログイン画面や、チャット画面、設定画面など、シンプルでわかりやすい。
誰かにチャットをするときに、どうやればチャットができるのか直感的にわかります。 -
依頼事をタスク化して管理できる
相手にお願いするときや自分の備忘録で利用することができます。
これを用いることで、チャットという会話をするだけといったツールから、お願いする/されるタスク管理ツールにもなります。 -
大容量のストレージがあるため、ファイルの保存の受け渡しも容易
ファイルの受け渡しでチャット上にファイルを転送することができるため、簡単なやり取りでファイルを送り合うことができます。
また、自分が送ったファイル、送られたファイルはファイル一覧でみることができるため、過去どういうファイルがあったかみることができます。 -
過去ログを大量に残すことができ、検索機能もある
ちょうどChatworkを初めて3年ほどですが、始めたときの会話等も残っています。
また、全文検索もできるので、探したいキーワードを検索ワードにすれば、チャット部屋毎/チャット毎に一覧で見せてくれます。 -
APIが利用できるため、Botを作成して作業の効率化が測れる
チャットの便利な点として、通知があります。
何かしらの作業をとあるシステムで完了した結果をChatwork上に流すことができます。
Chatworkでは、簡単にAPI利用ができるため、コーディングスキルが少しあれば自動Botを作成刷ることも可能です。
最近は、API連携できるサービスも増えてきたので、サービスによってはコーディングスキルがなくても簡単に自動Botを作成することができます。 -
IP制限ができるため、セキュリティ的にも安全
チャットを社内のみで利用したい場合、ビジネスプランだとIP制限が可能です。
IP制限をすることで、しっかりとしたセキュリティが担保でき、情報システム管理としても有効なものとなります。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
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サービスが時々(約2ヶ月に1回程 数分程度)完全停止してしまうので、サービス自体は稼働率100%を目指して稼働してもらいたい
500エラーとなり、送信してもメッセージが届いていなかったり、強制ログアウトされます。
社内用のチャットで利用する場合は、連絡が遅くなったり取れなくなったりするととても不便です。
個人用の場合は特に気になりません! -
スレッド機能がほしい
タイムラインのみだと、会話が流れてしまいます。
話題が交差してしまうと、どれに対する返信かがわかりにくいときがあるので、スレッド機能があればこういった問題も解決できると思います。
個人用ですと、人数も少ないため、部屋単位で話題を分けることができます。 -
お気に入り機能(ピンどめ)がほしい
過去の大事な会話や、データを見つけるのは苦労します。
そのため、これは大事だといったものは、大事な物一覧でみれるようになると作業効率も上がると思います。
概要を活用すれば、同様のことができるため、この機能がほしいなといった人は、このやりかたで代用することはできます。(概要欄に必要なものをメモしておく) -
(技術寄り)APIのコール回数を増やしてほしい
チャットワークではAPIが充実しており、簡単にBotを作成して業務の自動化を図ることができます。
ただし、APIコールの回数が5分あたり300回のため、必要な通知がそれ以上にいってしまうと通知されなくなります。
(昔は5分で100回だっため、改善はされています!)
もし、コール数が多いBotを作成するのであれば、Botを分けるなどの作業が必要です。
ChatworkAPI仕様書
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
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(管理側)チャットツールのメンテナンス工数削減
オンプレの場合、何かあると管理者がメンテする必要があります。
Chatworkの場合、システムについてはすべてChatwork側で担保してもらえるので、管理者側としてはユーザ管理とセキュリティ管理、費用周りを考えれば良くなります。 -
(利用者側)必要な部屋を自由に作成でき、コミュニケーションの活性化
(最近だとあまりないかもしれませんが)部屋が自由に作れなかったり、必要な利用者を部屋に追加できなかったりしました。
不便だったチャットツールからの移行で、積極的にChatworkを利用してコミュニケーションがとれるようになりました。
そのため、普段からのコミュニケーションが増えて、社内の雰囲気も良くなっていきます。
また、過去のログを保持する期間が長いため、過去どういうコミュニケーションをしたかをすぐに確認することもできます。 -
(利用者側)通知の自動化ができ、仕事の効率化につながる
API連携が簡単にできるため、自社保有のサービスから通知を送ったり、外部サービスから通知を送ったりと様々な利用用途を考えることができます。
インターネット上を探すと、活用方法はたくさんあるので、知見もたくさんあります。
レビュー(参考項目)
おすすめ度
- 8(10段階評価)
あなたはこの製品・サービスをどのような立場で関与していますか?
- ユーザー(利用者)
- IT管理者
満足度を5段階で評価ください
- 機能への満足度: ★★★☆☆
- 使いやすさ: ★★★★☆
- 導入のしやすさ: ★★★★★
- 管理のしやすさ: ★★★★☆
- サポート品質: ★★★☆☆
- 価格(費用対効果): ★★★★
利用期間をお選びください
- 3年以上
他製品・サービスからの乗り換えですか?
- 乗り換え
この製品・サービスは適正にバージョンアップを行っていますか?
- はい
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
トライアル期間(無料)もあるので、試してみる価値はあります。
情報はクラウドにあるため、情報アクセスがどこからでもできてしまうように見えますが、プランによってはIP制限もかけることができるので、セキュリティ的にも問題ありません。
スマートフォンからもアクセスできるので、必要な人にはチャットを見れるように設定できます。
最近だと、様々なサービスがChatwork連携を簡単にできるようになっているので、拡張も容易にでき使い勝手も良いです。
金額的にも人数課金のため、トータルの導入コストは安く抑えることができます。
レビュー(実装に関する質問)
導入形態は何ですか
- クラウド
製品・サービスの購入から稼働開始まで、どのくらいの期間を要しましたか?
- 1ヶ月以上〜半年未満
利用を開始した時期はいつですか?
- 2015年
誰が主体となり実装しましたか?
- 社内担当者
その他SIerを選択した場合は実際に導入をサポートした企業をお答えください
社内で担当者を設けたため、サポート企業はなし
レビュー(価格と利用実態に関する質問)
導入にかかった初期費用をお選びください
- 1〜9万円
Chatwork料金 こちらを参照ください
年間費用をお選びください(ソフトウェア保守やサポートサービスを含む)
- 100〜249万円
Chatwork料金 こちらを参照ください
想定する投資回収期間をお選びください
- 6ヶ月未満
社内の何人が利用していますか?
- 500人〜999人
ユーザーの何%が積極的に利用していますか?
- 100%
まとめ
チャットツールの選定はコミュニケーションの活発にとても寄与すると思います。
そこで選定するときは、
- 使いやすいUI/UXか
- 費用面で大きな負担はないか
- 拡張性があるか
- セキュリティ的にしっかりとしているか
- 使いたい人が使えるものか
といったところは見たほうがいいと思います。
社内にはエンジニア以外もいると思うので、エンジニア以外の人でもしっかりと使えるようなチャットツールを選定することをおすすめします。
最後に、こういったツール選定はとても大事だと思います。
ITreviewさんのようなサービスが成長し、いいものをしっかりとした目的でつかえるようになれればと思います。
その中の一レビューに貢献できれば幸いです。
(クリスマスプレゼントのMBAやiPadProを貰えれば今後もドシドシ書いていきますw)
メリークリスマス